
箱根小涌園ユネッサンが、映画『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』とのコラボレーションイベントを2026年10月10日から開催する。ユネッサンは2026年元日に開業25周年を迎えており、節目の年に人気シリーズとの初コラボを実現した。同作は2026年11月3日に公開予定で、公開に先駆けて水着エリア一帯をゴジラ一色に染める企画になる。
目玉は、ゴジラの放射熱線をイメージしたコラボ風呂「ゴジラの熱線風呂」と、ゴジラが施設を襲撃したかのような臨場感を演出する壁面装飾だ。屋外のドライサウナではロウリュとアウフグースのイベントも開かれ、期間限定のコラボフード・ドリンクや子ども向けのパズルラリーも用意された。開催期間は2027年1月4日までで、年末年始をまたぐ長期企画になる。
開催概要とコラボの背景
ユネッサンは神奈川県足柄下郡箱根町に立地する水着で遊べる温泉施設で、屋内外に多彩な風呂とサウナを備える。運営する藤田観光は、シリーズ最新作の公開を記念する形でコラボを企画した。イベント名は「映画『ゴジラ-0.0』|ユネッサン コラボ風呂・コラボドリンク・チケット情報公開!」で、対象コンテンツはコラボ風呂・館内装飾・サウナイベント・パズルラリー・フード&ドリンクの5本立てだ。
開催期間はいずれも2026年10月10日から2027年1月4日までで統一されている。営業時間は平日が10時から18時、土日祝は9時から19時(一部コンテンツは10時30分から17時30分)で、通常の入館料の範囲内で楽しめる企画と、別料金が必要なチケット企画が組み合わさる構成になっている。

熱線をイメージしたコラボ風呂と館内装飾
「ゴジラの熱線風呂」は、屋内エリア「緑のテラス」に設けられる。ゴジラの体内から放たれる放射熱線をイメージした湯で、香りはラムネを採用した。視覚だけでなく嗅覚でも作品の世界観を再現する狙いがうかがえる。
館内装飾は、屋内エリア「神々のエーゲ海」横の壁面に施される。ゴジラがユネッサンに襲来しているかのような臨場感あふれる装飾で、来場者は巨大な姿を目前にしながら映画に入り込んだような雰囲気を味わえる。写真映えを意識した企画で、SNSでの拡散も見込んでいるとみられる。

ロウリュ・アウフグースとパズルラリー
屋外エリア「フィンランドバス」(ドライサウナ)では、特製ブロワーを使う「ゴジラ級ロウリュ&アウフグース」を1日2回、午前11時30分と午後2時30分に実施する。香りはオーシャンスケープで、ゴジラの熱線を疑似体験できる内容だ。混雑が見込まれるため、施設側は利用者同士の譲り合いを呼びかけている。
館内では、映画館で人気のキャラクター「ちびゴジラ」をテーマにしたパズルラリーも同時開催する。参加費は無料で、水着エリアを回りながら楽しめる内容だ。詳細は後日発表するとしている。小さな子どもを含む家族連れが一緒に楽しめる設計で、コラボ風呂やサウナイベントとあわせて幅広い層に訴求する構成といえる。

期間限定のコラボフード・ドリンク
屋内エリア「フォンターナ」では、ゴジラの黒色と放射熱線の青色をイメージしたフード・ドリンクを販売する。ラインナップは、ゴジラの背びれをイメージし、ごまの香ばしさを加えた「ゴジラカレー」(1,300円)、放射熱線の青色を表現した「ゴジラの熱線ソーダ」(600円)、黒色のコーンを使ったラムネアイス「ゴジラ氷菓」(400円)の3種だ。いずれも税込価格で、サウナ後の「サ飯」としても楽しめるメニューになっている。

入場券とコラボチケットの購入方法
ユネッサン(水着エリア)で開催するコンテンツの利用には、通常の入場料金が必要だ。料金は大人(中学生以上)が2,500円から、こども(3歳から)が1,400円からとなる。
これとは別に、オリジナルグッズ付きのコラボチケットも用意された。特典は、公式キャラクター「ハコネコ ボザッピィ」がゴジラにさらわれる姿を描いたキービジュアルのアクリルスタンドで、数量限定での提供となる。価格は大人が2,800円から、こどもが1,900円からで、販売期間は2026年9月24日15時から2027年1月4日17時までと案内されている。加えて、『ゴジラ-0.0』の映画チケットなどを提示した来場者を対象にした入館料の割引キャンペーンも実施する予定だ。

映画『ゴジラ-0.0』とシリーズの節目
『ゴジラ-0.0』は2026年11月3日の公開が予定されているシリーズ最新作だ。戦後日本を舞台に、無防備な国土に現れる巨大生物との闘いを描く作品として、公開前から映画ファンの注目を集めている。ゴジラは1954年の第1作以来、日本の映画史を代表する怪獣として国内外で愛され続けてきた存在で、新作が発表されるたびに幅広い世代の関心を呼んできた。
ユネッサン側にとっても、開業25周年という節目の年に長年愛されるシリーズと組んだ意義は大きい。映画公開に合わせて話題化を図る狙いに加え、水着エリアという体験型の空間でしか味わえない演出を用意することで、映画館とは異なる形で作品世界に触れる機会を提供する。
施設概要・アクセス情報
箱根小涌園ユネッサンの所在地は神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297。車では箱根口インターチェンジから国道1号を三島方面へ約30分、電車・バスでは箱根湯本駅から箱根町方面行きのバスで約20分の距離にある。箱根登山鉄道の強羅駅からは路線バスで約10分、「小涌園」バス停で下車してすぐの立地だ。
施設は水着着用で男女一緒に楽しめる屋内外の温泉エリアを中心に、多彩な風呂とサウナを備える。ワイン風呂や緑茶風呂など趣向を凝らした湯が名物として知られ、家族連れやカップル、訪日観光客まで幅広い客層を集めてきた。
箱根温泉の歴史と魅力
箱根温泉は古くから東海道の湯治場として知られ、江戸時代には箱根七湯と呼ばれる温泉地が旅人に親しまれてきた。泉質は単純温泉や塩化物泉など地域によって多様で、神経痛や筋肉痛、疲労回復などの効能が期待される湯が点在する。
箱根町全体では、大涌谷の噴煙地形や芦ノ湖の景観といった観光資源とあわせて、日帰り入浴施設から老舗旅館まで多彩な宿泊・入浴の選択肢がそろう。東京からのアクセスの良さも相まって、国内有数の温泉観光地として今なお高い人気を保っている。
運営会社・藤田観光について
箱根小涌園ユネッサンを運営する藤田観光株式会社は、ホテル椿山荘東京や太閤園、ワシントンホテルなどを展開する大手ホテル・レジャー企業だ。小涌園事業では、ユネッサンのほか、2023年7月に建て替えて再開業した箱根ホテル小涌園も運営し、温泉を核にした一体的なリゾートエリアを形成している。
ユネッサンは2001年の開業から、2026年1月1日に開業25周年を迎えており、これまでも季節ごとの企画風呂やキャラクターとのコラボレーションを重ねてきた実績がある。今回のゴジラコラボは、開業25周年という節目に人気映画シリーズと組んだ企画で、既存ファン層に加えて新たな来場者の獲得も期待できそうだ。
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