
丸駒温泉株式会社(北海道千歳市、代表取締役・日生下和夫)が運営する「奥札幌の秘湯 湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館」は、2026年10月21日(水)、千歳市民限定の日帰り温泉無料感謝イベントを1日限定で開く。翌22日は千歳市にとって「空港開港100年記念日」にあたる大きな節目だ。支笏湖の地で創業111年を迎える老舗旅館が、地域を支えてきた市民への感謝を温泉で伝える一日となる。
千歳市の100年と丸駒温泉の111年、二つの歴史が重なる2026年に、地域とともに歩みを祝いたい。そんな思いから今回のイベントは企画された。日帰り入浴を無料で開放する取り組みは、観光客ではなく地元の市民に向けた一日限りの企画であり、地域密着型の旅館らしい発想といえる。
千歳市民限定「日帰り温泉無料感謝イベント」の概要
イベント名は「日帰り温泉無料感謝イベント」で、開催日は2026年10月21日(水)の1日限りだ。対象は千歳市民で、当日は日帰り入浴を無料で利用できる。会場は北海道千歳市幌美内7番地にある丸駒温泉旅館で、利用時には千歳市民であることを確認できるものの提示が求められる。
平日開催かつ1日限定というシンプルな内容だが、支笏湖畔の宿を無料で訪れられる機会は多くない。地元住民にとっては、普段は宿泊客向けの施設をゆっくり楽しめる貴重な一日になりそうだ。

「100年」と「111年」、千歳の歴史をつなぐ二つの節目
2026年、千歳市は空港開港100年という節目を迎える。空港の開港を起点に、千歳市は北海道の玄関口として発展を続け、現在は国内外から多くの人が訪れるまちになった。一方、支笏湖の地では丸駒温泉旅館が1915年の創業以来、111年にわたって旅館業を営んできた。
空港と温泉は一見異なる歴史を歩んできたようにみえるが、どちらも千歳の発展と地域の歩みに深く関わっている。千歳市が100年の節目を迎える今年、丸駒温泉も111年という節目を迎えた。二つの節目が重なる2026年だからこそ、地域とともに歴史を祝い、未来へつなぎたいという思いが今回の企画の背景にある。

支笏湖で唯一の地元宿、111年の歩み
丸駒温泉旅館は、支笏湖で唯一の地元企業が運営する宿泊施設として、多くの地域住民に支えられながら営業を続けてきた。宿泊客、日帰り入浴の利用者、そして地域で声をかけてくれる人たち。その一つひとつの支えが、111年間にわたって支笏湖の地で営業を続けてこられた力になっているという。
支笏湖は国内外から多くの観光客が訪れる北海道を代表する観光地だが、丸駒温泉にとっては観光地である以前に、111年間ともに歩んできた「地域」だ。湖の水や森、野生動物、そして地中から湧き出る温泉。この自然環境があったからこそ、今日まで営業を続けてこられたと旅館側は位置づけている。単に観光客を呼ぶ旅館ではなく、千歳市民から「自分たちの温泉」と思ってもらえる存在でありたいという姿勢が、今回の無料イベントの根底にある。
代表取締役・日生下和夫氏のコメント
丸駒温泉株式会社代表取締役の日生下和夫氏は、次のようにコメントしている。1915年の創業以来、丸駒温泉旅館は支笏湖の自然とともに111年の歴史を歩んできた。ここまで歩んでこられたのは、地域の皆様をはじめ多くの人々に支えていただいたからこそだと感謝を述べる。
2026年は千歳市にとって空港開港100周年という大きな節目の年であり、丸駒温泉旅館にとっても創業111年という節目の年にあたる。この記念すべき年に、これまでお世話になった千歳市民へ「ありがとう」を伝えたいという思いから、今回の感謝イベントを企画したという。今後は温泉旅館としての伝統を守るだけでなく、環境・地域・健全経営を大切にしながら、持続可能な旅館づくりにも挑戦していく方針も示した。
千歳市空港開港100周年の歴史的背景
千歳市空港は、大正15年(1926年)10月22日、当時の千歳村の住民による無償の勤労奉仕で野原に一本の着陸場を造成し、小樽新聞社(現在の北海道新聞社)所有の「北海」第1号が着陸したことに始まる。村民たちの夢が広がったこの着陸場は、100年の歴史を経て現在の航空自衛隊千歳基地や、北海道の空の玄関口である新千歳空港へと発展した。
「空港があることの誇り」を次の100年へつなぐため、千歳市では記念のイベントが各所で予定されている。丸駒温泉のイベントも、こうした100周年の機運と時期を重ねる形で企画された一つといえる。
施設概要・アクセス情報
施設名は「奥札幌の秘湯 湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館」。所在地は北海道千歳市幌美内7番地で、新千歳空港からは車でおよそ50分の距離にある。客室数は55室で、全国でも希少な足元湧出の天然露天風呂を守り続けているのが特徴だ。時代に合わせたリニューアルやサステナブルな取り組みも進めており、現在は国内外から多くの宿泊客を迎えている。
運営会社は丸駒温泉株式会社で、本社所在地は北海道千歳市支笏湖幌美内7番地、代表者は日生下和夫氏。公式サイトは https://www.marukoma.co.jp で、施設や宿泊プランの詳細を確認できる。
支笏湖の魅力と特徴
丸駒温泉旅館がある支笏湖は、支笏洞爺国立公園に含まれるカルデラ湖である。環境省などによると、およそ3万年前の火山活動によって形成され、透明度は20数メートルに達するとされる、国内でも屈指の水質を誇る湖だ。周辺には樽前山や風不死岳、恵庭岳といった火山が連なり、火山地形をたどる散策や湖上のアクティビティも人気を集めている。
創業111周年を経た丸駒温泉旅館は、支笏湖ビーチや国立公園サウナといった新たな体験価値の創出にも挑戦しており、次の100年へ向けた歩みを続けているという。伝統的な足元湧出の露天風呂と、こうした新しい体験を組み合わせた滞在スタイルは、今後さらに注目が集まりそうだ。
運営会社の背景と地域との関わり
丸駒温泉株式会社は2021年8月の設立で、業種はサービス業に区分される。本社は北海道千歳市支笏湖幌美内7番地に置き、代表者は日生下和夫氏が務める。会社としての設立は比較的新しいが、母体となる丸駒温泉旅館そのものは1915年に初代・佐々木初太郎氏が支笏湖畔で温泉を発見したことに始まり、1917年に草ぶき小屋の温泉宿として開業した。以来100年以上にわたり、支笏湖の自然とともに歩み続けてきた歴史を持つ。
支笏湖畔で唯一の地元企業が営む宿として、旅館は観光客だけでなく地域住民との関係を大切にしてきた経緯がある。今回の無料感謝イベントも、こうした地域密着の姿勢を反映した企画であり、次の100年、111年に向けた歩みの一歩として位置づけられている。




