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森トラスト、箱根強羅に全室キッチン付き「APARTHOTEL リルト 箱根強羅」を11月開業

森トラスト・ホテルズ&リゾーツが箱根強羅に全18室キッチン付きの「APARTHOTEL リルト 箱根強羅」を2026年11月10日に開業する。源泉かけ流しの温泉大浴場も備え、グループ旅行や長期滞在向けの新たな滞在拠点となる。

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大浴場イメージ
  • 大浴場イメージ
  • 客室イメージ
  • 客室内キッチン
  • 客室からの眺望
大浴場イメージ

森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社は、神奈川県箱根町の強羅エリアに「APARTHOTEL リルト 箱根強羅」を2026年11月10日に開業する。全18室の客室すべてにキッチンを備え、4名から6名までが一室に宿泊できるアパートメントホテル形式が特徴だ。近年高まるグループ旅行や長期滞在のニーズを受け、箱根旅行の新たな拠点として位置づける。

開業に先立ち、9月1日から予約受付を開始した。あわせて2027年2月末までの期間限定で、開業記念の特別宿泊プランも用意している。ホテル名の「Lilt(リルト)」は軽やかなリズムを意味する英語で、旅先でも自分らしいペースで過ごしてほしいという願いが込められているという。

全室キッチン付き、暮らすような滞在スタイル

客室は約48平方メートルで、いずれもキッチンを完備する。家族や友人同士のグループが同じ部屋に泊まり、好みの時間に自炊できる点が最大の特徴だ。昼は箱根の観光地を巡り、夜は部屋で料理を囲んで過ごすという、旅館やホテルの定型的な滞在とは異なるスタイルを提案する。

数日にわたって箱根に滞在する旅行者にとって、外食続きにならずに済む自炊環境は負担の軽減につながるだろう。長期滞在やグループ旅行が増えている近年の旅行動向にも合致した設計といえる。泊まるだけでなく暮らすように滞在できる拠点は、旅の過ごし方そのものを見直す機会にもなるだろう。

客室イメージ

アパートメントホテルという新しい形態

客室にキッチンを備えた宿泊施設は、欧米では「アパートメントホテル」として以前から普及してきた形態だ。国内でも長期出張者や訪日外国人旅行者の需要拡大を背景に事例が増えつつある。観光地の箱根に本格的なアパートメントホテルが登場する意義は小さくないだろう。

グループ旅行応援プラン、料金は1名4,905円から

開業を記念し、4名以上での利用が割安になる期間限定プラン「グループ旅行応援プラン」を販売する。料金は1名あたり4,905円からで、6名1室利用時の設定だ。予約期間は9月1日から12月31日まで、宿泊期間は開業日の11月10日から2027年2月28日までとなる。

料金には消費税とサービス料が含まれるが、入湯税は別途申し受ける。客室タイプや利用日によって料金は異なるため、詳細はホテル公式サイトで確認してほしい。なお、当ホテルは完全キャッシュレス決済を導入しており、現金での支払いには対応していない。

客室内キッチン

温泉大浴場とコインランドリーを完備

館内には源泉かけ流しの温泉大浴場を備え、観光で歩き疲れた体をゆっくりと癒やせる。長期滞在を後押しする設備としてコインランドリーも設置した。洗濯の心配なく荷物を最小限に旅ができる点も、グループでの数日間の滞在には利点となる。

キッチンや温泉、ランドリーといった生活に近い設備をひとつの施設に集約したことで、観光拠点でありながら暮らすような時間を過ごせる宿泊施設に仕上がっている。旅館の食事時間や大浴場の混雑時間に縛られない自由さも、この宿泊形態ならではの魅力だ。

施設概要・アクセス情報

施設名はAPARTHOTEL リルト 箱根強羅、所在地は神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-126である。建築年は1989年、階数は地上5階、客室数は全18室で、いずれも約48平方メートルのキッチン付きだ。その他施設として温泉大浴場とコインランドリーを備える。開業日は2026年11月10日、予約開始日は9月1日、公式サイトは https://www.lilt-hakone.com となる。

電車を利用する場合、東海道新幹線・小田原駅から箱根登山鉄道に乗り換えて強羅駅で下車し、強羅駅からケーブルカーに乗り換えて中強羅駅で下車、徒歩約1分の立地だ。車を利用する場合、東京方面からは東名高速道路経由で小田原厚木道路・箱根口ICより国道1号線を約11キロメートル、名古屋・大阪方面からは東名高速道路・御殿場ICより国道138号線を約18キロメートル進む。

周辺の観光スポットへのアクセスも良好で、箱根美術館まで車で約1分、箱根強羅公園まで約3分、ポーラ美術館まで約5分、大涌谷や箱根ガラスの森美術館までは約10分の距離にある。滞在拠点として複数の観光地を効率よく巡れる立地だ。

運営会社・森トラスト・ホテルズ&リゾーツ

運営元の森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社は東京都品川区に本社を置き、代表取締役社長は伊達美和子氏が務める。資本金は1億円で、日本全国にホテルやリゾートを展開するブランドだ。ラグジュアリーホテルから地域色の強い宿まで幅広くラインアップし、旅先での新たな発見や体験を提案している。

公式アプリの「森トラスト・ホテルズアプリ」ではホテルの検索や予約に加え、アプリ限定のクーポンも確認できる。公式X(@moritrusthotels)や公式Instagram(@moritrust_hotels)でも最新情報を発信しており、今後の展開にも注目したい。

同社はこれまでもラグジュアリーホテルから温泉旅館まで幅広い業態のホテルを展開しており、リルト箱根強羅はグループ旅行や長期滞在という新しい旅行需要に対応するブランドの一角を担う。今後も国内各地でのブランド拡充が見込まれる。

客室からの眺望

強羅温泉の歴史と泉質

強羅温泉は箱根登山鉄道とケーブルカーで結ばれた、箱根の中でも標高が高いエリアに位置する温泉地だ。開湯は明治時代にさかのぼり、別荘地としても発展してきた歴史を持つ。泉質は施設によって異なるが、単純温泉や塩化物泉が多く、湯冷めしにくく肌に優しいとされる。神経痛や筋肉痛、疲労回復への効能が期待できる湯として親しまれてきた。

箱根強羅公園やポーラ美術館、大涌谷など見どころが集まり、観光と温泉を組み合わせた滞在に適した土地柄だ。今回のリルト箱根強羅も、こうした立地条件を生かして観光拠点としての機能を強めている。強羅駅周辺は坂道が多いが、ケーブルカーの駅からは徒歩約1分と近く、荷物の多いグループ旅行でも移動の負担が少ない。

グループ旅行や長期滞在のニーズが高まるなか、キッチン付きの客室と源泉かけ流し温泉を兼ね備えた宿泊施設は、箱根の楽しみ方を広げる選択肢になりそうだ。友人同士やファミリー層はもちろん、二拠点生活やワーケーションで箱根に滞在する層にも合いそうな設計といえるだろう。開業後の予約状況や利用者の反応にも注目が集まる。今後の旅行需要の変化を映す一例として、しばらく動向を追いたい。

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《編集部》

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