
札幌市南区の定山渓温泉に立つ老舗旅館「定山渓 鹿の湯」が、東京都世田谷区のサウナハット専門店「ベストサウナハット」とのコラボイベントを2026年8月29日から9月27日まで開催する。数量限定のオリジナルサウナハット販売や北海道唯一となる実店舗販売、公式Xでの抽選会など、サウナ愛好者にとって見逃せない企画がそろう。
鹿の湯とベストサウナハットのタッグは2024年から続く恒例企画で、今回で第3弾となる。過去2作の反響を踏まえ、鹿の湯のオリジナルキャラクターをあしらった新作ハットに加え、実店舗販売という新たな試みが加わった点が注目される。回を重ねるごとに企画の規模が広がっており、常連客にとっては毎年恒例の楽しみになりつつあるようだ。
第3弾、かのこちゃんの限定サウナハットが登場
今回の主役は「鹿の湯×BSHコラボ かのこちゃんフェイクファーサウナハット」だ。鹿の湯のキャラクター「かのこちゃん」をモチーフにしたデザインで、価格は13,500円(税込)。耐熱性と遮熱性に優れ、洗濯機での丸洗いにも対応する。内側にはベストサウナハットの特徴であるメッシュ素材を採用し、サウナでの快適なととのい体験を後押しする一着だ。
販売場所は鹿の湯1階の売店と、4階の卓球ラウンジに隣接する「鹿のSALON」の2か所。数量限定のため、売り切れ次第終了となる。さらに、詳細は後日発表予定のシークレットサウナハットも登場するという。継続的なファンには見逃せない仕掛けといえる。

北海道唯一、ベストサウナハットの実店舗販売
コラボ期間中は、ベストサウナハットの商品約10点が北海道に初上陸する。実際に手で触れたり試着したりできる機会は、道内では鹿の湯のみだ。ラインナップにはレインボーフェイクファー(8,800円)、デニム洗い加工ストーンウォッシュ(9,800円)、和柄トリプル仕立てメッシュ(10,800円)、菩薩スタイルの虚無僧(19,000円)など、いずれも税込価格で個性豊かな品がそろう。販売場所はオリジナルハットと同じく、鹿の湯1階の売店と鹿のSALONの2か所で、こちらも数量限定となる。オンライン販売とは異なり、実物を試着してから選べる点が来館者ならではの魅力だ。数量には限りがあるため、コラボ初日の来館者は早めの来店が確実だろう。
ベストサウナハットは、遮熱性と通気性に優れたメッシュサウナハットのパイオニアを掲げる専門店だ。生地も縫製もすべて国産にこだわり、試着できる実店舗を構える点が特徴という。運営会社は株式会社良質蒸温で、本店は東京都世田谷区代沢2丁目37番10号にある。北海道での実店舗販売は今回が初めての機会で、公式サイトは https://bestsoundrecords.net/ で確認できる。全国のサウナファンから支持を集めるブランドが道内に足を運ぶ機会は、これまで限られていた。

公式Xで抽選会、当選者にオリジナルハット
コラボを記念した抽選会も同時開催する。鹿の湯の公式Xアカウントをフォローし、告知の投稿をリポストすると応募が完了する仕組みで、応募締め切りは9月27日。当選者1名に「鹿の湯×BSHコラボ かのこちゃんフェイクファーサウナハット」がプレゼントされる。当選者への連絡は個別に行われる予定だ。
施設概要とアクセス
舞台となる定山渓 鹿の湯は1897年開業で、定山渓温泉では3番目に開業し、現在も営業を続ける最古の宿という歴史を持つ。全170室の客室を備え、名湯と本格サウナを完備する。館内には卓球ラウンジや鹿のSALONなど、滞在を楽しめる施設がそろい、大人から子どもまで幅広い世代に親しまれてきた旅館だ。
所在地は北海道札幌市南区定山渓温泉西3丁目32番地。JR札幌駅からじょうてつバスに乗り「湯の町」停留所で下車し、徒歩2分ほどでたどり着く。バス乗車時間は約70分で、車の場合は札幌中心部から約50分の距離だ。国立公園の山々と豊平川の渓谷を望むロケーションも魅力のひとつである。電話番号は011-598-2311、公式サイトは https://shikanoyu.co.jp/shikanoyu で詳細を確認できる。

運営会社と定山渓温泉の魅力
運営する株式会社ホテル鹿の湯は1950年7月設立、資本金は5000万円、代表者は金川浩幸氏だ。業種は飲食店・宿泊業で、本社は旅館と同じ北海道札幌市南区定山渓温泉西3丁目32番地にある。長年にわたり地域の湯治文化を支えてきた企業であり、公式サイトは https://shikanoyu.co.jp/ で運営情報を公開している。
定山渓温泉は札幌の奥座敷として知られ、豊平川沿いの渓谷に旅館やホテルが並ぶ道内屈指の温泉地だ。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、神経痛や筋肉痛、冷え性への効能が期待されるとされる。四季折々の渓谷美も楽しめ、紅葉の名所としても人気が高い。冬季には雪景色を望む露天風呂も楽しめ、一年を通じて異なる表情を見せる温泉地でもある。都心からのアクセスの良さも相まって、日帰りから宿泊まで幅広い旅のスタイルに対応する温泉地として親しまれている。
サウナブームが後押しする旅館とブランドの連携
近年はサウナブームを背景に、道内の温泉旅館でもサウナ設備や関連グッズの充実を打ち出す施設が増えている。鹿の湯が本格サウナを完備し、専門ブランドとのコラボを重ねてきたのも、こうした需要の高まりに応えた動きといえるだろう。宿泊だけでなく、グッズやイベントを通じてファンとの接点を広げる試みは、他の温泉施設にとっても参考になりそうだ。旅館の売店が専門ブランドの実店舗を兼ねる例はまだ珍しく、業界内でも話題を集めそうだ。
サウナハットは、高温のサウナ室内で頭部を熱から守るための道具で、近年のサウナブームとともに国内での認知度が広がった。フェイクファーやメッシュ素材など見た目の個性を楽しむ層も増え、道具としての機能性だけでなくファッションアイテムとしての側面も強まっている。今回のコラボは、そうした流行を温泉旅館という場で体感できる貴重な機会になりそうだ。
販売や抽選会の詳細は鹿の湯の公式サイトやX(旧Twitter)アカウントで随時発表される予定だ。定山渓を訪れる際は、限定ハットやベストサウナハットの実店舗販売と合わせて、サウナと温泉を存分に味わってみてはどうだろうか。イベント期間は約1か月間と長めに設定されているため、紅葉シーズンを控えた道内旅行の計画に合わせて訪れやすい点も見逃せない。





