
和歌山県有田市を拠点にキャンプ施設運営を手がける株式会社ジョブライブ(東京都千代田区、代表取締役梶海斗氏)は、2026年10月24日(土)から25日(日)にかけて、有田川の河川敷で『紀文まつり 有田川シネマキャンプ』を開催する。会場となるのは有田川温泉 光の湯の目の前に広がる河川敷で、車を横付けできるオートキャンプと、夜は巨大スクリーンでの野外上映会を組み合わせたイベントだ。
地元で親しまれてきた「紀文まつり」の開催時期に合わせ、日中はキャンプや火起こし体験、夜は映画鑑賞、そして参加者全員に温泉入浴券が付くという構成で、初心者から家族連れまで気軽に楽しめる内容になっている。
開催概要
イベント名は『紀文まつり 有田川シネマキャンプ』。会期は2026年10月24日(土)14時から25日(日)10時までで、会場は有田川温泉 光の湯の目の前の河川敷(和歌山県有田市星尾37)だ。24日は14時から17時までがチェックインの受付時間となり、15時から薪割り体験、16時から火起こし体験、17時30分から焚き火と焼きマシュマロ体験が続く。20時からは野外映画の上映が始まり、25日は10時までにチェックアウトする流れになっている。

手ぶらでも楽しめる体験型アウトドア
会場には車をそのまま横付けできる広々としたオートキャンプサイトが用意され、テントや寝袋のレンタルも整っている。キャンプ道具を持っていない人や、荷物の多い子ども連れでも参加しやすい構成だ。
薪割りや火起こし、焼きマシュマロといった体験は無料で予約も不要という。子どもも参加できる内容で、初めてのキャンプでも自然と触れ合える機会になりそうだ。

川辺の巨大スクリーンで映画を楽しむ夜
日が落ちると、幅4メートル、高さ7メートルという巨大スクリーンでの野外上映会が始まる。川のせせらぎと夜風を感じながら星空の下で映画を観る体験は、屋内の映画館とは違う開放感を味わえるだろう。
上映作品はミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル(日本語吹替版)』。監督はウィル・スペック氏とジョシュ・ゴードン氏、出演は大泉洋さん、石丸幹二さん、水樹奈々さんで、上映時間は106分。2022年制作のアメリカ映画で、配給はソニー・ピクチャーズエンタテインメントが手がけた。上映中はドリンクと軽食の販売も予定されている。

遊んだ後は無料の温泉チケットで一息
日中のアウトドア体験と夜の映画鑑賞を楽しんだ後は、会場前の有田川温泉 光の湯で身体を温められる。参加者全員に無料の温泉チケットが配布され、キャンプと映画、そして入浴までを一つの流れで体験できる仕組みだ。屋外で過ごした一日の締めくくりに湯船で温まれるのは、この企画ならではの魅力といえる。日中に汗を流した後、夜の上映会に向かう前に一度汗を流せる点も、屋外イベントならではの気配りといえるだろう。
チケット料金と購入方法
料金体系は次の通りだ。
オートキャンプサイトは1区画3,000円。車の横付けが可能で人数制限はなく、人数分の温泉入浴券が付く。
キャンプ宿泊者用の映画鑑賞チケットは1人500円。
日帰り参加用の映画鑑賞チケットは1人1,000円。
チケットは販売サイト「Peatix」で購入できる(受付ページ: https://peatix.com/event/5173850 )。紀文まつり公式サイト( https://www.city.arida.lg.jp/kanko/matsuri/1005659.html )でもまつり全体の情報を確認できる。日帰りでも映画鑑賞チケットのみで参加できるため、宿泊を伴わずに野外上映だけを楽しみたい人にも門戸が開かれている。

会場「有田川温泉 光の湯」の施設概要
会場前に立つ有田川温泉 光の湯は、和歌山県有田市星尾37にある日帰り入浴施設だ。電話番号は0737-88-5151。地下1000メートルから湧出する天然温泉を使い、泉質はナトリウム塩化物泉で、なめらかな肌ざわりが特徴とされる。紀州備長炭を使ったサウナや露天風呂も備え、地元住民や観光客に長く親しまれてきた施設だ。営業時間は平日が11時から23時、土日祝は7時から23時までで、最終受付は22時30分となっている(詳細は施設への確認が望ましい)。
最寄り駅はJR紀勢本線の紀伊宮原駅で、駅から徒歩20分ほどの距離にある。車の場合は河川敷が会場を兼ねるため、そのまま乗り入れて駐車できる点もこのイベントの利便性を高めている。日常的な日帰り入浴施設が、まつりの時期には特別な野外会場に変わる点も見どころの一つだ。
江戸の豪商にちなむ「紀文まつり」と有田市
シネマキャンプの舞台となる「紀文まつり」は、1979年(昭和54年)に第1回が開かれて以来、有田市の夏の風物詩として親しまれてきた祭りだ。名前の由来は、江戸時代に嵐の海へ船を出し、江戸へみかんを運んだ豪商・紀伊国屋文左衛門で、略称の「紀文」がまつりの名前になった。有田川の両岸から見物できる花火大会も名物で、2026年で44回目を数える。
今年は有田市の市制70周年にあたることから、有田みかんの収穫期である10月に合わせて日程を変更し、例年より広く有田みかんの魅力を発信する狙いがあるという。有田市は全国有数のみかん産地として知られ、みかん畑が広がる山あいと有田川の清流が織りなす景観が観光資源にもなっている地域だ。地域の伝統行事とアウトドア体験、温泉が一体になった今回の企画は、有田川の自然と地元の祭り文化を同時に味わえる機会になりそうだ。

運営会社・株式会社ジョブライブについて
主催する株式会社ジョブライブは、東京都千代田区神田小川町3丁目11-8 E/Frontビル9階に本社を置く。代表取締役は梶海斗氏で、設立は2016年8月、資本金は500万円。事業内容は無人島プロジェクトの運営やアウトドア施設・キャンプ施設の経営、Web制作事業などで、同社が展開する「無人島プロジェクト」( https://mujinto.jp/ )でも知られる。
地域の川辺や自然を舞台にしたアウトドア企画を各地で手がけてきた同社にとって、今回の有田川での開催は、祭りと連携した新しい体験づくりの一例といえるだろう。手ぶらで参加できる体験と、映画、そして温泉までを一夜のうちに巡れる構成は、キャンプに慣れていない層にもアウトドアの入り口を開くきっかけになるだろう。
アウトドアと映画、温泉を一夜で
キャンプ、野外上映、そして無料の温泉入浴という三つの体験が一つの会場に集まる企画は珍しい。10月の有田川はみかんの収穫期を迎え、周辺の空気も秋めいてくる時期にあたる。手ぶらで参加できる気軽さと、地域の祭りに根ざした背景を併せ持つ今回のシネマキャンプは、和歌山県内はもとより県外からの参加者にとっても、有田の魅力に触れる機会になりそうだ。







