山口県熊毛郡上関町の日帰り温泉施設「上関海峡温泉鳩子の湯」が、2026年11月1日(日)にリニューアルオープンする。施設をより快適に使える空間へと一新するもので、リニューアルオープンを記念した期間限定の特別企画も用意された。
企画は大きく3つある。回数券のキャンペーン、中学生以下の入浴無料、そして併設レストランの新メニューだ。いずれもリリースに具体的な条件が示されており、訪れる前に押さえておきたい内容になっている。

海峡を望む温泉がリニューアル、11月1日に再開
鳩子の湯は、目の前に広がる海を眺めながら入る温泉施設だ。潮風を感じ、波の音に耳を傾けられる。大きな船が海峡を行き交う様子も楽しめ、上関ならではの景色と自然を五感で味わえる。
リニューアルオープンの日は11月1日の日曜日。リリースは、施設をより快適に利用できる空間へ一新すると伝えている。改装の具体的な内容は、リリースでは詳しく触れられていない。
その代わり、オープンに合わせた記念企画は細かく案内されている。回数券、入浴無料、レストランの新メニューという3本立てで、地元の住民から遠方の旅行者まで、幅広い層が対象になる。
紅湯と呼ばれる赤褐色の温泉は、この施設の大きな魅力のひとつだ。露天風呂からは上関海峡の景色を一望でき、開放感のあるひとときを過ごせる。
公式サイトは鳩子の湯を「旧き良き瀬戸の風情をゆっくり愉しむ、心も体もほぉっとあたたまる絶景の湯」と紹介している。露天風呂では瀬戸内海を一望でき、心地よい風と潮騒の音を感じられる。

回数券が2冊で14,000円に、有効期限もなし
目玉のひとつが、リニューアルオープン記念の回数券キャンペーンだ。12枚綴りの回数券を2冊まとめて買うと、通常16,000円のところが14,000円になる。通常より2,000円安い。
購入に制限はなく、有効期限も設けられない。公式サイトの告知によると、通常の回数券は有効期限が3カ月で、1冊8,000円である。期限がなくなる点は、頻繁に通えない人にも使いやすい。
1セットを買うごとに、入浴招待券が2枚(1,600円相当)つく。有効期間は2027年1月1日から3月31日までだ。この招待券は有効期間が決まっているため、使う時期には注意したい。
公式サイトでは、回数券2冊の24回分と招待券2枚を合わせて入浴26回分になり、1回あたり約538円になると紹介している。
通常料金で考えると、1冊8,000円の回数券2冊は16,000円で、24回分に当たる。1回あたり約667円の計算だ。キャンペーン価格の14,000円なら、招待券を含めた26回分で約538円まで下がる。
回数券 12枚綴り2冊で16,000円から14,000円に、購入制限と有効期限なし
2冊購入ごとに入浴招待券2枚(1,600円相当)、有効期間は2027年1月1日から3月31日
11月1日から3日は中学生以下の入浴料が無料(保護者同伴に限る)
レストラン うみべ。で豪華海鮮丼など新メニューを提供

11月1日から3日は中学生以下が無料に
子ども連れには、入浴料の無料企画が見逃せない。11月1日(日)から11月3日(火・祝)までの3日間、中学生以下の入浴料が無料になる。対象は保護者が同伴する場合に限られる。
3日間は日曜から祝日の火曜までにあたる。家族でそろって出かけやすい日程だ。
営業時間は10時から21時(最終受付20時)で、日帰りでも朝から夜まで使いやすい。連休中は混み合う場合もあるため、時間に余裕をもって出かけたい。
公式サイトによると、通常の入浴料は大人800円、中学生未満400円、3歳以下は無料である。中学生は通常なら大人料金に当たる可能性があるが、今回の無料企画は中学生以下を対象としている。通常料金の扱いは、来館前に施設へ確認しておくと安心だ。

レストランうみべ。に豪華海鮮丼や車海老フライ御膳
温泉に併設されたレストランでも、新メニューの提供が始まる。店名は「レストラン うみべ。」で、豪華海鮮丼をはじめとした多彩な丼メニューを用意している。上関の特産品を活かしたメニューも並ぶ。
温泉で温まった後は、そのまま食事まで味わえる。公式サイトも、入浴後に食事を楽しめるよう用意していると案内している。
リリースに掲載された写真から、メニューの一部がわかる。名物の上関車海老や新鮮な刺身を使った豪華海鮮丼のほか、食べ応えのある上関車海老の車海老フライ御膳がある。

さらに、海峡しょうゆのタレが風味豊かな「上関海峡焼鳥水軍串定食」も紹介されている。海の幸だけでなく、地元の調味料を使った肉料理も選べる構成だ。
レストランの営業時間は11時から15時(ラストオーダー14時30分)と、17時から20時45分(ラストオーダー20時)。温泉に入る前後に立ち寄りやすい時間帯が設けられている。

施設概要・アクセス情報
施設の名称は上関海峡温泉鳩子の湯。所在地は山口県熊毛郡上関町大字室津924で、電話番号は0820-62-1126である。
営業時間は10時から21時で、最終受付は20時。
入泉料は大人800円、中学生未満400円、3歳以下が無料である。11枚セットのや回数券もあり、通うほど割安になる仕組みだ。
公式サイトはhttps://www.hatokonoyu.jp/で、営業日カレンダーや新着情報も確認できる。リニューアル前後は営業日が変わる場合もあるため、出かける前にカレンダーを見ておきたい。
車でのアクセス方法について、リリースに記載はない。最寄りの交通手段は、公式サイトの案内で確認してほしい。
泉質と効能、白湯と紅湯の2種類
鳩子の湯の源泉は、地下約1,000メートルからくみ上げている。公式サイトによると、泉質は含鉄ナトリウム―塩化物冷鉱泉(高張性・中性・冷鉱泉)で、湧出量は毎分95リットル、泉温は22.8度である。
露天風呂では源泉の「紅湯」を、内風呂では源泉からマンガンと鉄分を除いた「白湯」を楽しめる。同じ源泉を2つの顔で味わえる点は、他の温泉にはあまりない特徴だ。
公式サイトが挙げる効能は、神経痛、慢性消化器病、慢性皮膚病、運動麻痺、筋肉痛、痔疾、虚弱児童、関節のこわばり、関節痛、冷え性、慢性婦人病、うちみ、五十肩、病後回復期、動脈硬化、くじきなど。
利用形態にも明示がある。入浴に適した温度に保つため加温し、温泉資源の保護と衛生管理のために循環ろ過装置を使う。季節風呂には入浴剤を使い、消毒には次亜塩素酸を用いている。
内湯は天井高が8メートル以上あり、広々とした空間だ。館内には石の風呂、木の風呂、家族風呂もあり、仲間同士や家族で選んで入れる。
上関海峡の歴史と周辺の観光
上関海峡は、江戸期に朝鮮通信使や参勤交代の大名が訪れた場所だと、公式サイトは紹介している。瀬戸内の絶景を、旅の疲れを癒した名所だ。鳩子の湯はその風光明媚な地に建っている。
周辺には、ほかにも観光スポットがある。リリースによると、360度を見渡せる上盛山展望台、新鮮な魚介や名物のてんぷら、土産品が揃う道の駅上関海峡、国指定重要文化財の四階楼などだ。
温泉で温まった後に、これらを巡る行程も組める。リリースは、家族で楽しめる観光施設として上関町全体への来訪を呼びかけている。
リニューアルオープンの11月1日は、回数券の販売開始日でもある。販売期間は11月15日までなので、通う予定がある人は早めに手続きしたい。海峡の眺めと2種類の湯、新しい海鮮メニューをあわせて味わえる機会になりそうだ。







