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長野・上諏訪温泉しんゆが女性のひとり旅向け一人旅客室「優遊」を新設、館内に1部屋だけ

諏訪湖畔の温泉宿「上諏訪温泉しんゆ」が、2026年8月に一人旅専用の客室「優遊」をオープン。女性のひとり旅をイメージした内装で、館内に1部屋だけの客室だ。

ニュース オープン
女性のひとり旅に応えるため、新設した一人旅客室「優遊」
  • 女性のひとり旅に応えるため、新設した一人旅客室「優遊」
  • 諏訪湖畔に佇む宿のロケーション
  • 当館に1部屋だけの一人旅客室「優遊」
  • 窓からは部分的に諏訪湖を望むことができる
  • 2名以上の利用を想定した客室「美湖の雫 露天風呂付き客室」
  • 水墨画のレースカーテン越しに見える諏訪湖
  • 上諏訪温泉しんゆのロビーラウンジ
  • 麗しの空間で露天風呂や客室から諏訪湖を眺められる
女性のひとり旅に応えるため、新設した一人旅客室「優遊」

長野県諏訪市の温泉宿「神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉しんゆ」が、2026年8月に一人旅専用の客室「優遊(ゆうゆう)」をオープンした。運営するのは、本社を長野県茅野市に置く合資会社親湯温泉(代表取締役:栁澤幸輝)。2名以上での利用を想定した客室が多い温泉旅館で、ひとり旅の宿泊客を迎える部屋を用意した形だ。

優遊は館内に1部屋だけの客室である。内装や設備は、とくに問い合わせの多かった女性のひとり旅をイメージして仕上げたという。同社は2026年10月21日にこの新設をリリースで発表した。

諏訪湖畔に佇む宿のロケーション

ひとり旅の需要拡大と新設の背景

同社がリリースで引いたのは、リクルートの じゃらんリサーチセンターが2026年7月15日に発表した『じゃらん観光国内宿泊旅行調査2026』だ。国内宿泊旅行に占めるひとり旅の割合は18.5%で、2年連続で上昇した。ソロ旅の需要は市場に定着しつつある。

一方、温泉旅館には2名以上での利用を想定した客室が多い。上諏訪温泉しんゆにも、ひとり旅の問い合わせが寄せられていた。ところが受け入れられず、断らざるを得ない場面が続いていたという。

問い合わせが年々増えるなかで、同館は「いつでもひとりで泊まれる部屋を届けたい」という思いを強めた。そこで過去の館内リニューアルで手つかずだった部屋を改装し、ひとり旅専用の客室に生まれ変わらせた。

同館は「一部屋だけのささやかなお部屋」としたうえで、これまで応えきれなかった希望に寄り添えることを喜んでいるとコメントしている。

当館に1部屋だけの一人旅客室「優遊」

一人旅客室「優遊」の特徴

優遊は、2026年8月に誕生した客室である。女性のひとり旅にもふさわしい、心華やぐ優美な内装に仕上げたと同館は説明する。

眺望には条件がある。諏訪湖を正面に望むことはできない。それでも窓越しに、湖の気配をそっと感じられる部屋だという。湖を一望する客室とは性格が異なり、落ち着いた時間を過ごすための空間といえる。

ファブリックなどの細部にもこだわったと、同館は写真に添えて紹介している。部屋数が1室に限られるため、利用を考える人は早めの確認が欠かせないだろう。

窓からは部分的に諏訪湖を望むことができる

ほかの客室とあわせて選べる多彩なラインナップ

上諏訪温泉しんゆには、優遊のほかにも個性の異なる客室がある。リリースでは3タイプが紹介された。

まず「美湖の雫 露天風呂付き客室」は、客室からも露天風呂からも諏訪湖の絶景を望める。各部屋に電動ベッドが1台備わり、ユニバーサルデザインにも対応している。

次の「光神」は、5階にある和室ベッドの客室だ。高層階から諏訪湖を一望できるレイクビューで、主室と広縁を水墨画入りのオリジナルレースカーテンで隔てる。背景にうっすら覗く湖の景色を、絵画のように見立てた設えである。

「山神」は湖を部分的に望む和洋室で、2024年3月にリニューアルした。館内に3部屋だけの客室だ。壁紙やファブリック、アジアンチックな窓際のベンチスペースにこだわり、ツインベッドと布団を合わせて最大5名まで利用できる。

2名以上の利用を想定した客室「美湖の雫 露天風呂付き客室」
水墨画のレースカーテン越しに見える諏訪湖

施設概要・アクセス情報

宿の正式名称は「神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉しんゆ」である。所在地は長野県諏訪市にある。電話番号は0266-54-2020である。

同館は諏訪湖畔に建ち、今年開業15周年を迎えた。2022年のリニューアルオープンでは、諏訪湖の絶景を望む露天風呂付き客室や、車いすのまま入れる貸切温泉などにユニバーサルデザインを取り入れた。

食事は個室料亭で味わう、地産地消の創作和会席が柱だ。自家源泉の温泉を楽しめるほか、七色に輝く「月下の櫻」や水墨画など、美術館のような館内で過ごせる。

宿泊者限定で、諏訪大社四社を巡る無料参拝バスも運行している。この参拝バスは人気を集めているとリリースは伝える。公式サイトはhttps://www.kamisuwa-shinyu.com/ で、予約や空室の確認もできる。

上諏訪温泉しんゆのロビーラウンジ

公式サイトのプランと予約のポイント

公式サイトには、目的別の宿泊プランが並ぶ。朝食付きや素泊まりのプランのほか、早期予約でお得になる早割プランがある。2022年8月に完成した露天風呂付き客室の「美湖の雫プラン」や、平日限定の連泊割プランもある。

優遊を対象とした料金や専用プランについては、今回のリリースに記載がない。宿泊料金や空室状況は、公式サイトまたは電話で確かめる必要がある。

なお、公式サイトでの予約には、ベストレート保証や公式サイト限定プランなどの特典があると同館は案内している。ひとり旅の宿泊を検討する人は、希望日の空きを早めに調べておきたい。

運営会社・100周年に向けた歩み

運営する合資会社親湯温泉は、長野県の蓼科と上諏訪で3つの温泉宿を経営する。本館は大正15年創業の「蓼科 親湯温泉」で、同社は2026年に創業100周年を迎えた。

同社は「100周年カウントダウンプロジェクト」を掲げ、10年前から毎年、館内リニューアルやイベントを重ねてきた。2016年に諏訪湖畔の姉妹館「萃sui-諏訪湖」が誕生し、2017年には大浴場直結の渓流沿い露天風呂が開いた。

2018年は個室レストランと3万冊の蔵書ラウンジ&バーを新設し、2019年に全客室を改装している。2020年は坪庭のある客室に露天風呂を新設した。2022年には「上諏訪温泉しんゆ」がリニューアルオープンし、2023年にはプラネタリウム岩盤浴が加わった。

2024年は夕映えの間とリラクゼーションルームを新設した。2025年に露天風呂付き客室へのリニューアル工事を始め、2026年2月に完成した。2026年4月にしんゆが15周年を迎え、水墨画巡りなどの記念イベントを始めた。6月には蓼科 親湯温泉が100周年を迎えている。

現在は宿泊者向けにプレゼントやサービスを用意した100周年の記念イベントを実施中だ。同社は今後も、次の百年に向けて進化したサービスを提供していく考えを示している。

麗しの空間で露天風呂や客室から諏訪湖を眺められる

姉妹館と問い合わせ先

同社の姉妹館は2館ある。「創業大正15年 蓼科 親湯温泉」は、蓼科山の大自然のなかで3万冊の蔵書ラウンジを楽しめるおこもり宿だ。縁ある文人たちをイメージした客室「蓼科倶楽部」に、露天風呂付き客室を新設している。公式サイトはhttps://www.tateshina-shinyu.com/ だ。

「寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui-諏訪湖」は、全8室すべてに露天風呂が付く。屋上の展望露天風呂からは、諏訪湖と湯船が一体になったような景色が広がる。公式サイトはhttps://www.sui-suwako.jp/ である。

報道関係者向けの問い合わせ先は、合資会社親湯温泉の広報担当、今井さおり氏。電話番号は0266-54-2020で、メールアドレスはmarketing2@shinyu-onsen.comだ。

上諏訪温泉の概要と魅力

上諏訪温泉は、諏訪湖の東側湖畔に広がる温泉地である。日本温泉協会の温泉地データによると、信州有数の湯量を誇り、諏訪湖周辺の観光拠点に向く。泉質は単純温泉とされる。

諏訪観光協会の案内では、湖畔で足湯や間欠泉を楽しめる。旅館の多くが独自の源泉を持ち、源泉によって泉質が少しずつ異なる点も、この温泉地の特徴といえる。

しんゆの自家源泉は「美翠」と呼ばれる。公式サイトによると、淡い翡翠色で湯触りが柔らかく、ややぬるめのため長湯も楽しめる。ひとり旅でゆっくり湯に浸かりたい人には、相性のよい湯だろう。

周辺には諏訪大社など歴史ある観光地が点在する。ひとり旅の需要が伸びるなか、温泉宿が専用の客室を整える動きとして、優遊の新設は注目される。

《編集部》

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