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新ホテルブランド「CURENE ASO KUJU」阿蘇くじゅうにリブランド、全19室が温泉付きで9月17日先行予約開始

コアグローバルマネジメントが大分県九重町の宿を新ブランド「CURENE」第一弾としてリブランド。7棟を新設し大露天風呂やサウナ付き客室も登場、2027年3月開業へ向け先行予約が始まった。

ニュース オープン
大露天風呂・サウナ付和モダンツイン パース
  • 大露天風呂・サウナ付和モダンツイン パース
  • 露天風呂・サウナ付和モダンツイン
  • 朝食 箱膳 イメージ
  • 熊本県産牛のロースト 味噌ポワブラード イメージ
大露天風呂・サウナ付和モダンツイン パース

コアグローバルマネジメント株式会社は新ホテルブランド「CURENE(キュレネ)」を立ち上げ、その第一弾として大分県九重町の「CURENE ASO KUJU(キュレネ 阿蘇 くじゅう)」を2027年3月1日にリブランドオープンする。全客室に露天風呂を備える既存の魅力を維持しつつ、新たに7棟の客室を新設し、一部には大露天風呂やサウナも導入する。オープンに先駆けて2026年9月17日から先行予約の受け付けを始めた。

CURENEというブランド名は「Curate(選び抜く)」と「Elevate(昇華する)」を組み合わせた造語だ。全国一律のデザインや設備を展開するのではなく、自然や温泉、文化、食、建築など土地固有の要素から本質的な価値を選び出し、印象的な滞在体験へと高めることを目指す。豪華さより品格、流行より普遍性を掲げる姿勢は、画一化しがちなホテルブランド展開の中で異彩を放つ。

全19室が温泉付き、新設7棟に大露天風呂とサウナ

露天風呂・サウナ付和モダンツイン

新設される7棟のうち、大露天風呂とサウナを備えるのは2室のみだ。希少性の高い客室として先行予約でも早期の埋まりが予想される。露天風呂とサウナ付きの客室も同じく2室用意され、湯とサウナを行き来する「温冷交代浴」を部屋の中で完結できる点が特徴となる。九重連山を望む立地を生かし、季節の移ろいを湯船から眺められる設計だ。

残る客室は露天風呂付和モダンフォースが3室、露天風呂付和洋室フォースが4室、露天風呂付洋室ツインが8室と続き、合わせて19室すべてに温泉の露天風呂が付く。ファミリーやカップルなど旅の形に応じて部屋タイプを選べる構成であり、団体利用よりも個々の滞在の質を高める方向性がうかがえる。宿泊人数や旅の目的に応じて選択肢が細かく分かれている点も、リブランドにあたって設計し直された部分だろう。

熊本県産牛や箱膳で彩る食体験

朝食 箱膳 イメージ

食の面では、熊本県産牛のローストに味噌ポワブラードを合わせた一皿や、朝食の箱膳仕立てが公開されている。地元食材を用いた料理と温泉を組み合わせ、宿泊体験全体で土地の魅力を伝える構成だ。ディナーのデザートも含め、四季の食材を生かした献立が予定されている。九州エリアの山の幸と近隣県の食材を組み合わせる献立は、温泉と食の両方を目的とする旅行者に訴求しそうだ。

先行予約プランと今後のスケジュール

先行予約は開業記念プランとして「阿蘇の森に佇む離れで、温泉と美食を愉しむ(夕朝食付)」が用意され、公式サイトの予約システムから申し込める。夕食・朝食が付くプランで、開業前の早期予約者向けの特典的な位置づけとなる。価格は客室タイプや予約時期によって変動するため、詳細は予約ページで確認する必要がある。予約は先着順で進むとみられ、大露天風呂・サウナ付の客室など希少なタイプから埋まっていく可能性が高い。

2026年9月17日時点の情報であり、内容は今後変更となる場合があるとコアグローバルマネジメントは案内している。画像についても一部イメージが含まれるとしており、実際の客室仕様は現地確認が望ましい。予約状況やプラン詳細は公式サイトで随時更新される見込みで、リブランドオープンの2027年3月1日に向けて情報が順次公開されていくとみられる。

施設概要・アクセス情報

施設概要は次の通り。名称はCURENE ASO KUJU(キュレネ阿蘇くじゅう)、所在地は大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6。アクセスは阿蘇くまもと空港から車で約70分、筋湯温泉入口からは徒歩約3分と、公共交通と自家用車のどちらでも訪れやすい立地にある。総客室数は19室で、公式サイトは https://curene.jp/aso

運営会社コアグローバルマネジメントの歩み

運営するコアグローバルマネジメント株式会社は2007年7月4日設立、代表取締役は中野正純氏。本社は東京都中央区晴海の晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ23階に置く。事業内容はホテル運営で、国内36施設を手掛けるという。「ヒューイットリゾート」や「クインテッサホテル」など複数のブランドを展開してきた実績があり、CURENEはその新たな一角を担うブランドとして位置づけられる。

同社はこれまで地域に根ざしたリージョナルホテルブランドの運営を軸に、シティホテルからリゾートホテルまで幅広い施設形態を手掛けてきた。新ブランドの立ち上げは、既存施設のリブランドという形を取りながらも、土地の個性を打ち出す方向へ舵を切る動きと読める。全国一律のブランド展開が主流だった宿泊業界において、施設ごとに異なる体験価値を設計する手法は、今後の展開次第で他の運営施設にも波及する可能性がある。

筋湯温泉の泉質と歴史

熊本県産牛のロースト 味噌ポワブラード イメージ

CURENE ASO KUJUが立地する筋湯温泉は、大分県九重町の標高約1000メートルの高原に広がる温泉地だ。泉質は単純温泉およびナトリウム-塩化物泉で、肌への刺激が少なくゆったりと湯あみを楽しめるとされる。神経痛やリウマチ、疲労回復への効能が伝えられ、高さ約3メートルから湯を落とす共同浴場のうたせ湯は肩や腰の凝りをほぐす効果で知られる。九重連山への登山客にも古くから親しまれてきた湯であり、湯冷めしにくいことから冬場の利用者も多いという。

筋湯温泉一帯は九重連山の登山拠点としても知られ、四季を通じて登山客や湯治客が訪れてきた歴史を持つ。共同浴場が温泉街の中心に複数点在し、地域住民と観光客が同じ湯を分け合う文化が根付いている点も特徴だ。CURENE ASO KUJUのように全室に露天風呂を備える宿泊施設が加わることで、日帰り入浴が中心だった従来の楽しみ方に、滞在型の温泉体験という選択肢が加わることになる。

標高約1000メートルの高原という立地は、夏は避暑地として、秋は紅葉狩りの拠点として、冬は雪見の湯としてと、四季それぞれに異なる楽しみ方ができる強みでもある。九重連山の稜線を望みながら湯につかる時間は、都市部の温浴施設では得がたい体験だ。開業予定の2027年3月は雪解けの時期にあたり、早春の景色と温泉を組み合わせた滞在も想定できる。

温泉付き客室を軸にしながら食や滞在体験を組み合わせる手法は、近年の高価格帯ホテル開発でも増えている手法の一つだ。CURENEブランドの今後の展開先や、九州エリアでの評判の広がりにも注目が集まりそうだ。

《編集部》

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