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電気風呂は痛い?電気風呂の仕組みや効果

銭湯などの温泉施設に行くと、ジェットバスやサウナなどとともに「電気風呂」と呼ばれる浴槽を見にしたことがあるのではないでしょうか。

用語集 効能
電気風呂は痛い?電気風呂の仕組みや効果
  • 電気風呂は痛い?電気風呂の仕組みや効果
電気風呂はその名の通り、電気が流れているお風呂のことで、電流によってマッサージ効果や健康促進効果が期待できるのだそうです。
そんな電気風呂の特徴や効能、注意点などを今回まとめてみました。



電気風呂とは?その仕組みや種類とは


電気風呂とは、浴槽内に取り付けられた電極板から、体に害がない程度の弱い電圧でお湯に低周波の電流が流れる仕組みになっています。

この電気刺激によって筋肉を収縮させ、血行を促進する効果があるそうで、コーンフレークで有名なケロッグ社を創業させたアメリカの医学博士・ケロッグ氏によって、サナトリウム療法(自然療法)の一環として考案されました。

薬などを使用せず、本来備わっている自然治癒力や免疫力を向上させ、病気の治癒を目指す健康法で、日本では京都にある船岡温泉が最初に取り入れ、大阪を中心に関西地方で最も普及しています。

電極板の電源の種類によって、連続的な刺激のベーシックタイプ、マッサージを受けているように揉まれる感じのマッサージタイプ、肩たたきのようなタタキタイプ、前述の全てが可能なマルチタイプの4種類があり、近年ではマルチタイプが人気のようです。

電気風呂の効能


電気風呂には、電極板から流れる電流の作用により筋肉を収縮させ、血行を良くする効果があるといわれています。
また、お湯の温熱効果との相乗効果により血流を促進することで、体のコリや筋肉痛、腰痛などを改善してくれるほか、関節痛や神経痛を和らげてくれる効果が期待できるとされています。

また電気風呂では、水圧によるマッサージ効果が得られるのもポイントです。
電流による刺激を受けながら水圧で血流が促進されることで、冷え性やむくみなどを改善する効果が期待できます。

ただし、効果は一時的なもので長続きするわけではないので、定期的に入浴することで、慢性疲労の緩和や健康促進に効果が期待できると言えます。

電気風呂がビリビリと痛いのはなぜ?


初めて電気風呂に入る人は、あまり経験のないビリビリとした痛みを感じるかもしれません。
実は、電気風呂の刺激が痛いと感じるのは、静電気が痛いのと同じ原理です。
電気風呂の電流と本来体に流れている生体電流とが交流することで起こる痛みで、生理現象と言えます。

慣れている人でも刺激を感じることはありますし、電極に近いことで刺激を強く感じる場合もあるので、まずは離れた場所から試してみるのもよいでしょう。
どうしても我慢できないときは、無理をせず、徐々に体を慣れさせるようにしましょう。

電気風呂に入ると危険な人は?


電気風呂に入浴すると、微量ながらも体に電流が流れるわけですから、安全性についても考慮する必要があります。

まず、ペースメーカーなどの医療器具を取り付けている方は、機械に支障をきたす恐れがあるため絶対に入浴を避けてください。

また血流を促進させる効果があるため、高血圧や動脈硬化の方も入浴を避けた方が良いでしょう。
妊娠中や乳児をはじめ、心臓、肝臓、腎臓を患っている場合も極力さけておいたほうが無難です。

またアクセサリーなど金属類は強い電流を受け大変危険ですので、外してから入るようにしてください。

外因的な電流により、生体電流に変化をもたらす電気風呂は、体質によっても思わぬ副作用が起こる場合がありますので、体調が良い方でも、まずは入浴の前にしっかり注意書きに目を通してください。

効果的な電気風呂の入り方


電気風呂に入る前に、まずは普通のお風呂で身体を温めておきましょう。
しっかり温まったら、電極から離れた場所で足からゆっくり浸かってください。

もし電流が弱いと感じるようでしたら、少しずつ電極に近づいてみましょう。

なお、電気風呂の長湯は厳禁です。3分ほど浸かったら一度浴槽から出てください。

入浴後、軽い筋肉痛を感じる方もいますが、筋肉を直接刺激するEMS効果とは別の周波数になりますので、筋力アップの効果はほとんど期待できません。
無理をして長時間入らず、1回3分程度を2~3回にわけて入浴するのが効果的だと言えます。

まとめ


電気風呂の簡単な仕組みと効能、注意点をご紹介しました。
浴槽内に電流を流す電気風呂は、電流によって血流が促進され、筋肉のコリや疲れを改善してくれる効果が期待できます。

ピリピリとした電気刺激は、あまり馴染みがなく、軽い痛みを伴いますが、徐々に慣れると思いますので、疲れがなかなか取れず、慢性疲労に悩んでいる方は、まずは電流が弱い、電極から離れた場所から一度試してみてください。

ただし、電気風呂の入浴を避けなければならない場合もあるので、注意事項をよく確認したうえで電気風呂を楽しんでみてください。
《編集部》