そんな名湯をコスパ抜群の日帰りで楽しめる10選をまとめました。
1.ゆのみの湯(たるまえ)
リゾート気分を味わいながらたくさんの湯船に浸かることができる。
これが1日かけてお湯を楽しむことの醍醐味。
オートリゾート苫小牧アルテンの中にある充実設備が整った入浴施設のため、リゾート気分を満喫しながらたるまえの名湯を楽しめます。
たくさんの湯船があることから、異なる湯船でお湯の違いを比べてみたり、寝転んで入る寝湯で、普段とは違う入浴の仕方を楽しめたりするのが魅力です。
広々としてゆったり手足を伸ばして入れる大浴場と、昼と夜では違った雰囲気が楽しめる露天風呂のどちらも源泉を100%かけ流しにしていることから、衛生面でも安心して入浴できます。
サウナもありますので、汗をかいてデトックスするのもおすすめです。
北海道ならではのハーブ湯といった珍しい湯もありますが、男女入れ替え制となるお風呂もあることから、2度は訪れたい入浴施設です。
塩分の強いナトリウム塩化物強塩泉は、体を芯から温めてくれるうえに温かさが長く続いて湯冷めしくいので、冬の日帰り入浴にも適しています。
お風呂上がりに利用できる休憩室は無料で、地元の名産品のほっき貝が食べられるお食事処や売店もありますので、ちょっとした旅行気分を味わうのに最適です。
利用可能時間は10:00~22:00(受付~21:20)までで、600円のコスパは大満足できます。
じゃらん
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2.岬の湯 しゃこたん(積丹)
岬の先にある名湯。
眺めがいいといつまでも湯から出られなくなる。
何も考えずに過ごせる貴重な時間。
日本海の雄大な景色を眺めながらお湯に入ることができるとあって、晴れた日を選んで行ける日帰りで訪れるにはピッタリです。
露天風呂の左手には神威(かむい)岬が、右手に積丹岬が見え、その景色はまさに絶景です。
内湯は高温のお湯と中温のお湯とで湯船が分かれているため、自分の好みの熱さを選んで入ることができます。
他にも泡に包まれる感覚が心地よい泡風呂やサウナで汗を流した後に飛び込みたい水風呂まで、お湯を満喫できることウケアイです。
湯上がりに一息つける休憩室の他にも小腹が空いたときにおすすめの軽食コーナーで何か食べるのもいいですし、売店がありますのでぶらぶらと覗いてみるのも楽しいひとときとなります。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の泉質は、神経痛や筋肉痛関節痛といった痛みから、慢性皮膚病や冷え性などなかなか改善できない悩みにも効能があるとされています。
利用可能時間は10:00~21:00(11~3月は11:00~)で、700円で1日かけてリフレッシュできるところがおすすめです。
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3.層雲峡 黒岳の湯(層雲峡)
層雲峡と聞けば行ったことがなくても雄大な自然を連想する。
そんな場所で気軽に利用できる公共の湯はうれしい。
層雲峡の湯が楽しめる公共の施設でありながら、湯上がりに休憩できる休憩室がや売店まで揃っている、1日かけてくつろげるのが特徴です。
低張性弱アルカリ性の泉質は筋肉痛や神経痛への効能に優れているため、アクティブに過ごしたスキーヤーや登山好きが利用することが多く、このことからも優れた効能を持ったお湯であることがわかります。
2階に2つの大浴場があり、3階に露天風呂とサウナ、水風呂があることから、2階に大浴場、3階に露天風呂があり、両方を行ったり来たりしながら、どちらもつい長湯してしまいそうです。
利用時間は10:00~21:00(閉館21:30)となっており、ゆっくり過ごせて600円のコスパは申し分なしと言えます。
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4.砂湯(砂湯)
砂湯と聞いて砂風呂を連想していたら、意外な驚きが待っている。
それも雄大な大地ならではの楽しみ。
越冬のため、毎年オオハクチョウが訪れることから、カメラマンにも人気の有名な屈斜路湖は、湖畔からお湯が湧き出るいで湯の地でもあります。
砂の中に源泉があるのが特徴で、全国的にも砂の中からお湯が湧きだすところは珍しいでしょう。
2か所に足湯が楽しめるところが作られていますが、その周りにある砂浜を掘ってみるとどこからもお湯が湧きだしてくる様子は、一見の価値ありです。
その珍しさは観光バスが必ず立ち寄るほどで、まさに貴重な体験となるでしょう。
足湯だけのお湯ですが、足がぬくもることで全身が温まるという足湯のおかげで、屈斜路湖の絶景をいつまでも楽しんでいられます。
足湯は24時間利用が可能で、無料というコスパはこれ以上ないお得さですので、しばし時間を忘れてぼーっと過ごすにはうってつけです。
じゃらん
5.滝川ふれ愛の里(たきがわスプリングス)
お湯の効能で惹かれると言えば美肌の湯。
美人の湯と続けば女性にはこれ以上の魅力はない。
美容に気を遣うようになった男子もそうなのかもしれない。
食と健康の養生館という別名を持つ入浴施設とあって、お湯に浸かる以外に飲泉もできるのが特徴です。
美人の湯や美肌の湯と呼ばれるナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の泉質は100%天然のお湯です。
お湯に浸かった場合の効能には、切り傷ややけど、神経痛に慢性婦人病があり、飲んだ場合の効能には慢性消化器病や通風、二日酔いも挙げられています。
どれかに該当する人は、せっかく飲んでみるのもまた一興です。
のびのび入れる大浴場だけでなく、露天風呂があるのもうれしいですし、圧注湯や泡が心地よい気泡湯、寝ながら入れる寝湯など、さまざまなお湯が楽しめることから、十分時間をとって訪れたいところです。
体の不自由な人やお年寄りも安心して入浴できるようにと、養生浴室が整備されているところは、まさに養生館という名前を物語っていると言えます。
利用時間は10:00~22:00(入場~21:30)、600円の利用料はコスパ重視派には見逃せません。
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6.ヌプントムラウシ温泉(ヌプントムラウシ)
アイヌ語はチンプンカンプン。
だけどその音の響きから北海道を感じられるのは確か。
そこにあるのが秘湯なのは当然かもしれない。
東大雪の奥地にある混浴のお湯で、まさに秘湯中の秘湯です。
かなり奥地にあることから、宿泊施設はもちろん電気や水道もないとあって、事前の確認が不可欠ですが、秘湯好きには堪えられない魅力があるのは確かです。
男女で同じ脱衣所を利用することになりますので、どちらかと言えば男性向けの秘湯と言えるでしょう。
脱衣所の横に木枠で作った浴槽が置かれていて、そこに自分で熱湯の湯と冷たい小川の水が入るようになっているバルブを操作し、湯温を調節しながら入る仕組みになっています。
大雪山国立公園の雄大な自然の中で入る秘湯だけに、晴れて天気の良い日を選び、事前の確認をしっかり行って行くことで、滅多にできない大自然の中での入浴を堪能できるでしょう。
24時間入浴可能ですが、冬は通行禁止のため夏だけ入ることができます。
無料というコスパだけでなく、秘湯という魅力も併せ持ったところが魅力です。
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7.熊の湯温泉(羅臼)
自然の中にある秘湯は、女性を寄せ付けないところが多いもの。
そんな中で男女の別なく入れる秘湯なのは興味を惹かれる。
古くから漁師が漁の後の冷えた体を温めるために利用してきたお湯を一般の人も利用できるようにしたことから、無料で入れる露天風呂となっています。
周りは山深い原生林で、羅臼川の滝壺の音や川瀬のせせらぎが聞こえてくる中で入る露天風呂であることから、お天気のいい日に行くのが絶対条件と言えるでしょう。
自然に囲まれながら露天風呂に身を沈め、青空を見上げるという贅沢な湯浴みが楽しめます。
源泉は67~98.5度と高いので、24時間、年中利用できるのも特徴です。
男湯と女湯に分かれており、女湯の脱衣所と湯船には囲いがありますので、女性も安心して秘湯を満喫できます。
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8.セセキ温泉(羅臼)
海の満ち引きによって入れたり入れなかったり。
そんな珍しいお湯だからこそ無性に入ってみたくなる。
満潮になると海の中に沈んでしまい、干潮のときだけ入ることができるという、海からお湯が湧きだしている海中温泉となっているのが最大の特徴です。
干潮のときだけ大海原と一体化する露天風呂は、海の中からお湯が湧きだすという自然の不思議と神秘を感じながらお湯に入る、まさに得難い経験となるでしょう。
お湯に浸かった視線の先には国後島が見え、羅臼にいることが体全体で実感できます。
普段は誰もいないのに加えて無料ということもあって、断りなく入浴する観光客が増えていますが、入浴する際には管理人に声をかけるのがルールとなっています。
7月上旬~9月中旬のみ利用できますが、満潮時は入れないので時間の確認は必須です。
また、男女混浴の露天風呂であることも事前の注意点になるでしょう。
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9.定山渓温泉「湯の花」(定山渓)
北海道の名湯で忘れてならない定山渓。
充実した設備が整った施設で過ごす1日が明日への活力になる。
男女日替わりとなる和風と洋風の内湯はもちろん、緑豊かな豊平川の渓谷から、一面銀世界が広がるといった四季折々に変わる絶景を眺めながら入れる露天風呂も人気です。
バリエーション豊富なのも特徴で、幻想的な雰囲気の中で入る洞窟風呂や寝ながら入れる寝転び湯、ドライ・ミストサウナに腰掛湯からアクティブスパまで、どんなお湯が堪能できるのかとワクワクできます。
お風呂上がりは大広間で寝転んで休憩できますし、お腹が空いたら飲食コーナーで食事をすることが可能です。
デトックスに最適な岩盤浴から、癒やしに欠かせないマッサージ、韓国名物のあかすりも体験できる10:00~22:00の1日が過ごせて800円は、これ以上ない抜群のコスパです。
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車があればドライブも兼ねられて尚楽しい
コスパ抜群の道内の名湯をくまなく巡るには、何と言ってもマイカーが便利ですが、札幌など都市部に住んでいる人なら休日に1日だけレンタカーを借りて、秘湯に出かけるのもおすすめです。
ドライブを楽しみながらの入浴は小旅行気分が味わえるため、リフレッシュには最適となるでしょう。