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日帰りで行く作並温泉5選

作並温泉は、仙台市内にある1200年前から続く古い温泉です。泉質は単純泉と塩化物泉で、美肌の湯として有名なので、女性客が多く訪れます。作並温泉は交通の便がよく、地元の人や遠方からの旅行者に人気のある温泉です。

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日帰りで行く作並温泉5選
  • 日帰りで行く作並温泉5選
山あいに温泉が立ち並ぶ風景は、それだけで素晴らしい景観で、訪れる人を魅了します。仙台市街地から作並温泉に向かう途中には、滝の水音が鳳凰の鳴き声に聞えるという「鳳鳴四十八滝」があります。近くには風光明媚な鎌倉山や無料試飲ができるウィスキー工場もあり、周辺の観光スポットも充実しています。そんな作並温泉の日帰り温泉にスポットを当ててみました。

1:ゆづくしsalon一の坊




ゆづくしsalon一の坊は、3つの源泉に8つのお風呂がある温泉です。
湯量が豊富な作並温泉は、さまざまな形で温泉が楽しめます。

広瀬川の清流に手が届きそうな場所にある「広瀬川源流露天風呂」、自然にお湯が湧き出ている「自然風呂」、まるで秘湯に来たかのような錯覚をしてしまう「鹿のぞきの寝湯」など、周囲を囲む山々の絶景を眺めながら、ゆっくりとお湯につかることができます。

まさに、「都会の喧騒を忘れる」とはこういう温泉のことを言うのでしょう。
泉質はナトリウム、カルシウム-硫酸塩、塩化物泉を含んだ低張性弱アルカリ性高温泉で、神経痛やリウマチ、高血圧、動脈硬化、皮膚病などに効能があります。
また、不眠症にも効果があるという不思議な温泉です。

この温泉には血管を拡張して血流を促進する作用があり、さらに硝酸カルシウムには新陳代謝を活発にして、便秘や肥満を解消する効果もあります。
湯量豊富な温泉にゆったり浸かれば、ストレスも解消して明日への活力が湧いてきます。

住所:宮城県仙台市青葉区作並字長原3
電話:0570-05-3973

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2:岩松旅館




岩松旅館は、1796年創業の老舗旅館です。岩造りの混浴露天風呂と女性専用半露天の清流風呂があり、入れば3年長生きするという「不二の湯」もあります。
また、1796年当時から続く露天風呂もあり、古い歴史を感じさせる趣があります。

この露天風呂に続く88段の階段は、創業者が8年かけて深い谷に築き上げたものです。この階段を歩くと、まるで一段ごとに創業者の想いが伝わってくるようです。渓流の澄んだ流れを、間近に見ながら入る岩風呂は最高の気分です。

タオルを貸し出してくれるので、ぶらりと立ち寄って日帰り温泉を楽しむこともできます。
食事処でおいしいランチも食べられますが、ちょっと奮発して個室でお食事をすると、ゆったりとした贅沢な気分で過ごせます。
岩松旅館には、趣向を凝らしたお風呂が5つありますが、その中で人気が高いのが露天風呂です。

ここの露天風呂には、立ち湯・河原の湯・清流の湯・眺望の湯と4つの種類があります。
立ち湯は深さが130センチもあり、文字通り立ったまま入るお風呂です。

四季折々の風情を見せる山あいの渓谷で、ゆっくりお湯につかれば最高の気分です。
さらに、よもぎ蒸し風呂に入ると美肌になるといわれており、リラックス効果もあるので、のんびり入れば日頃の疲れも吹き飛ぶでしょう。

住所:宮城県仙台市青葉区作並温泉元湯
電話:022-395-2211

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3:湯の原ホテル




湯の原ホテルは、作並温泉街に入ってすぐのところにあります。
ホテルの中には仙台箪笥や古民具などのアンティークが陳列されていて、レトロな雰囲気を醸し出しています。
1階には総大理石の大浴場があり、4階には美しい渓谷が眺められる展望風呂があります。

総大理石の風呂は創業当時からのもので、岩手の大理石山から切り出した石を使っています。
大理石の手触りを楽しみながら、長湯につかるのも悪くありません。
展望風呂は見晴らしがよく、お湯に入りながら四季折々の風景を楽しむのは最高の気分です。

ゆっくり流れる時間の中で、四季折々の美しい風景を楽しみましょう。
湯の原ホテルは料理のおいしい旅館としても有名で、フレンチレストラン出身のシェフが腕を奮うランチの味は絶品です。
ぜひ日帰り温泉のついでに食べてみるといいでしょう。
泉質は低張性弱アルカリ性高温泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩やリウマチに効果があり、美容にもすぐれています。

住所:宮城県仙台市青葉区作並字元木1
電話:022-395-2241

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4:かたくりの宿




かたくりの宿は、作並温泉街の山あいにあるひなびた風情の温泉宿で、肌がきれいになる美女づくりの湯として知られています。
源泉かけ流しが有名で、男湯女湯それぞれに内湯と露天風呂があり、日帰りで利用する人も多いようです。
源泉かけ流しとは、源泉をそのまま浴槽に入れ、溢れたお湯を再利用しない温泉のことです。

溢れたお湯を再利用すると温泉水が空気に触れて劣化するため、源泉が持つ泉質が損なわれてしまいますが、かけ流しにはそれがありません。
これは、湯量が豊富だからこそできる贅沢なのです。
また、ここの温泉は無消毒の源泉かけ流しなので非常に貴重です。

源泉温度は42度で、ちょうどいい温度のため、加温したり水で割ったりする必要がありません。
つまり、源泉をそのまま使ったお湯に入れるのが、ここの温泉の醍醐味なのです。
このため、露天風呂の注ぎ口が浴槽の湯の中に作られているなど、お湯が冷めない工夫がされています。

かたくりの宿は隣に日本庭園を併設しており、見事に手入れされた庭園を眺めながら入る温泉はまた格別です。
広くゆったりした大浴場で温泉を満喫したあとは、ダイニングルームで和食に舌つづみを打ちましょう。
泉質は低張性弱アルカリ性高温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病などに効果があります。

住所:宮城県仙台市青葉区作並元木2
電話:022-395-2041

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5:作並ホテル


作並ホテルは、江戸時代の安政末期頃に創業した老舗の宿です。
江戸時代末期に描かれた、作並温泉の地図にも載っている歴史ある宿です。
築年数の古い作並ホテルのたたずまいは、独特のレトロな雰囲気を醸し出しています。

湧出量毎分110リットルの豊富な湯量で、100%源泉かけ流しの温泉が楽しめます。
地熱で温められた温泉はミネラルたっぷりで、その温泉水を蓄える浴槽は、広瀬川の一枚板を2年かけてくりぬいた貴重なものです。
豊かな自然に囲まれた「神の湯」は、広瀬川の流れる音を聞きながら入ると、ゆったりとした気分に浸れる温泉です。

神の湯と呼ばれるようになった由縁は諸説ありますが、ここの湯につかって病気が快癒した人たちが、「神様から授かったお湯」と言い始めたとする説が有力です。
荒城の月の作詞家として有名な、土井晩翠氏は神の湯のファンのひとりで、絵と歌を作並ホテルに寄贈しました。
昭和30年の火災で宿の建物は全焼しましたが、氏の絵と歌は奇跡的に焼け残り、現在も大切に保管されています。

歴史と奇跡の宿・作並ホテルは日帰りでも気軽に楽しめます。
泉質は単純泉で、リウマチ、神経症、運動機能障害などに効能があり、美肌効果もあります。

住所:宮城県仙台市青葉区作並字長原3-2
電話:022-395-2341

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作並温泉の日帰り入浴は魅力がいっぱい!


作並温泉は仙台市内にあるので交通の便がよく、しかも美肌効果もあるため、地元はもとより東京や大阪、東北からも多くの温泉客が訪れます。
周囲に名勝や観光スポットも多いので、レジャーの帰りに立ち寄る日帰り温泉としても十分に楽しめます。
《編集部》

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