ただ、名湯だけあって旅館での入浴だけの利用はコスパ重視派としては慎重に選びたいところです。
そこで、さまざまな面からコスパを重視した7選をまとめました。
1.こごめの湯
湯の町ならではの落ち着いた雰囲気が感じられると、これから出会うであろう浴場と湯舟、そして温泉そのものが楽しみになってくる。
湯河原町営の入浴施設で、落ち着いた情緒がのんびりとした雰囲気を醸し出していて、いかにも湯処といった感じがします。
大浴場の内湯は町営の入浴施設とは思えないほど広々としていて、気持ちよく湯浴みができます。
また露天風呂は見晴らしのよい高台にあるため、湯の町を一望できる景色のよさを堪能できることから、天気のよい日を選んで行ける日帰りには最適といえるでしょう。
名湯のほまれ高い湯河原の泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、切り傷ややけど、慢性皮膚病などに効能があるといわれています。
利用時間は9:00~21:00(入場~20:30)で、料金は平均的な相場となっている1000円です。
湯河原は相対的に入浴利用だけでも料金が高めになっていますので、1000円を基準にコスパを考えると、良い悪いの判断ができます。
ただ、充実したお風呂を楽しめる温泉施設であることを思えば、満足できるコスパといえるでしょう。
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2.ままねの湯
名湯の地にひっそりと建つ簡素な建物。
けれど、良質のお湯はこんなところに往々にしてあるもの。
路地の奥にひっそりと佇むのがこちらのままねの湯は、ひっそりと佇んでいることから、知る人ぞ知るといった感じで、脱衣所や浴室の内装は非常に簡素なものとなっています。
とはいえ、この簡素なところに素朴なよさや湯の町ならではの情緒を感じる人は少なくなく、いわゆる通向けの入浴施設としてそのよさを知っている人がたくさん訪れるのが特徴です。
比較的熱めのお湯は無色透明で、源泉100%となっているため衛生面でも安心で、熱いお湯が好きな人は病みつきになりそうです。
ナトリウムとカルシウム-塩化物及び硫酸塩泉の泉質が持つ効能は、主に切り傷ややけどといった皮膚トラブルに優れているとされていますが、ほかにもさまざまな効能があることから、湯治目的での利用が多いのも、こちらの特徴といえるでしょう。
湯治客にとっては治癒目的のため、静かに入浴するのがおすすめです。
利用時間は8:00~20:00まで、料金200円はコスパ抜群で、ここにも湯治目的の利用者への配慮がうかがえます。
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3.ゆとろ嵯峨沢の湯
みかん畑の中にあるというだけで、なんだかふるさとを思い出す。
みかんが実をつける頃にはきっと何度も訪れたくなるに違いない。
相模湾を一望する小高い丘の上にあり、周辺にはみかん畑が広がっています。
静かな場所にある入浴施設ですが、さすが名湯だけあって、1日に湧き出るお湯の量は何と43万リットルと言いますから、驚きの湯量です。
単純アルカリ性イオン泉質で、湯舟にはこの豊富な名湯がたっぷりと注がれており、湯舟に身を沈めたときの心地よさはなんともいえない贅沢感を誘います。
内湯のほかにも、高さ4mから流れ落ちる滝からの眺めを楽しみながら入れる大滝の湯や、心地よいお湯の感触が気持ちよい気泡の湯もあります。
さらにお天気のよい日を選んで行ける日帰り入浴派の特権である、晴れた日の露天風呂もまた極楽気分を味わえること必至です。
サウナ好きにはフィンランド式サウナが満喫できますし、洞くつ風呂や打たせの湯を備えたもう1つの浴場にも、露天風呂と檜の湯舟の内湯があります。
この2つの浴場を偶数日か奇数日かで男女で入れ替えますので、最低でも2度は訪れることになるでしょう。
施設内には真鶴漁港から直送された海鮮料理が味わえる食事処もありますので、ゆったりと休日を過ごせます。
これだけ充実していて利用時間9:30~23:00(最終受付22:00)、1050円の料金はコスパも満足できることウケアイです。
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4.ニューウェルシティ湯河原
充実した入浴施設があれば、1日中いても退屈することがない。
ここはそんな満足感が味わえるに違いない場所。
露天風呂や高温サウナを完備したいずみの湯をはじめ、名湯が持つ効能をより引き立てるため、調整水で知られるナノ水を導入しているのが特徴の入浴施設です。
このナノ湯によってより効能の優れた湯となっているのが薬師の湯で、1メートル10億分の1の世界といわれるナノレベルの波長により、お湯の分子が振動するのが最大の特徴です。
このナノ化したお湯は肌への浸透がよくなることから、入浴中からツルスベ美肌になれます。
また、お風呂上りの肌もツルスベですし、何といってもお湯そのものがまるで化粧水か美容液のようななめらかな肌触りになっているので、これは経験する価値ありです。
ナノ化したことによって保温性もアップしたため、湯上がり後も長い間ポカポカとして湯冷めしにくく、身体を温めることによる健康への効能も期待できるでしょう。
利用時間は11時00分~12時30分までで、料金は1512円~となっているため、コスパが気になる場合は事前の問い合わせがおすすめです。
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5.フォレストリゾート ゆがわら万葉荘
リゾートで入るお湯となれば、コスパの考え方も変わってくる。
お湯に入るだけでなく、もう一つ楽しみな要素を加えてコスパを考えることになるだろう。
リゾートホテルを入浴で利用することを考えると、コスパとしてはただお湯に浸かるだけではもったいないといえます。
そこで、14:00~22:00までの間、最大8時間まで客室で滞在できるうえに夕食がつき、さらには源泉かけ流しの檜の貸切風呂で入浴が楽しめるプランを選ぶのがおすすめです。
シーズンによって料金は変動しますので、トップシーズンや繁忙期、土日祝日は避けて平日に利用することで、7907円~という最低利用料金で利用できたなら、コスパは文句なしといえるでしょう。
小旅行気分を味わえる日帰り入浴が楽しみたいときは、コスパに文句なしといえます。
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6.ホテル眺望山荘
素敵なお宿に泊まってみたい。
でも連休が取れない。
そんな人にも諦めないで済む楽しみ方はあるもの。
高台にそびえ建つおしゃれな洋館は、マンサード屋根と呼ばれる独特の屋根をしています。
これがまた優雅な雰囲気を醸し出していて、こんなところに泊まってゆっくりしてみたいけれど、連休が取れないという人は日帰り利用という手があります。
まさに眺望山荘の名の通り、高台からは 海と山、そして温泉街が一望できて、ここに来るだけで癒やされた気になります。
その理由は癒やされた気になるのではなく、実際に周囲の環境がオゾンを発生させる自然豊かなものであるため、いわゆる空気がおいしいという状況になっていることが魅力です。
眺望抜群の露天風呂は1時間利用で2000円と、全体的に入浴利用が高めのコスパとなっていることを考えると、森林浴も兼ねての入浴は満足できるコスパといえるのではないでしょうか。
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7.南明園
こぢんまりとしたお宿だからこそ、風情がある。
そんな風情が味わいたくなったら出かけていくのもいい。
こぢんまりとした和風のお宿で、昔ながらの温泉宿のよさを感じたいときにうってつけです。
浴場は決して大浴場とはいえない大きさの湯舟ですが、清潔に清掃されており、窓からは明るい日差しがさんさんと差し込んできて、気持ちよく入浴できそうです。
晴れた日を選んで行くとより気持ちよくお湯を楽しめるでしょう。
利用時間は11:00~14:00まで、料金は1000円とこのエリアでいえばもっとも多い料金設定となっているため、コスパは文句なしといえます。
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名湯だからこそ気軽に行けてコスパも満足であることが大事
日帰りで行ける距離にあるのなら、宿泊にお金をかけずにお湯だけを楽しみたいものです。
入浴だけのコスパのよさで済めば、それこそ毎週でも出かけて行ってリフレッシュでき、さらにはお湯の効能によって健康にもなれるかもしれず、やはりコスパは重要といえます。