休日は車を走らせ、ドライブがてら抜群のコスパで入れるお湯を巡ることができる、そんな厳選したお湯を7選にまとめました。
1.ほたるの里 梵天の湯(上河内)
都会では見かけなくなったほたるを見ながら湯に浸かる。
幻想的な雰囲気に包まれていると、自然の中にいることを強く感じられる。
清流の中にある入浴施設となっており、上河内の名湯が楽しめます。
特にほたるの里の名の通り、6月下旬になると都会ではほとんど見かけることができない源氏ほたるが飛び交い、幻想的な光を放つ光景は貴重な体験です。
この時期は、ぜひ夜の入浴を体験したいところです。
施設も充実していて、露天風呂にジェットバス、さらに寝湯といったスタイルでお湯が楽しめます。
ナトリウムやカルシウム、塩化物と硫酸塩を含む泉質は、神経痛や慢性消化器病に効能あらたかです。
発汗作用を促して老廃物や毒素の排出を行うデトックスは、サウナの他に砂風呂でも可能です。
珍しい砂風呂は特に疲労回復と美容がまとめてできるとあって、一石二鳥と言えます。
10:00~21:00まで利用でき、最強コスパのワンコイン500円となれば、四季折々に訪れたくなるでしょう。
じゃらん
2.喜連川早乙女温泉(喜連川早乙女)
一度は体験してみたい田舎暮らし。
それをお湯に浸かる体験でしてみるのは極楽に違いない。
田舎暮らし体験が大人気の今、田舎の良さを実感できる昔ながらの湯治場の雰囲気を醸し出しています。
飾り気のないシンプルな施設が、いっそう田舎の良さを感じさせてくれる喜連川早乙女の湯の特徴は、なんと言っても色が変化するという不思議さです。
たっぷりのお湯が常に蛇口からあふれ出しているのに入浴施設そのものはいたって素朴なのは、設備にお金をかけず何よりも泉質の良さを一番に考えているためです。
100%源泉かけ流しのお湯に徹底してこだわっていることから、沸かすこともしなければ、循環などもってのほかで、このお湯へのこだわりが、いつ行っても新鮮で美しいお湯での入浴を楽しませてくれます。
純粋にお湯を堪能したいという人にうってつけで、レジャー施設は一切ないとあって、田舎でのんびりとした時間を過ごせます。
9:00~21:00(受付~20:00)まで利用でき、田舎の素朴な雰囲気の中でリフレッシュできて、お値段は1000円です。
じゃらん
3.鹿の湯(那須)
名湯はしばしば動物が傷を癒やしていることから発見されるもの。
この名湯は鹿によって見つけられたとなれば、鹿に出会ってみたい気もする。
古くから動物がお湯に浸かって傷を癒やしてきたことはよく知られていますが、こちらは鹿がお湯に入っていたことが、その名からわかります。
那須温泉神社近くにある共同浴場で、昔ながらの湯治場の雰囲気が今なお残っていることから、日本全国にたくさんの常連客がいるのが特徴です。
酸性硫黄泉のお湯には皮膚病や神経痛に効能があるとされており、6つの湯舟はすべて異なる温度のお湯になっているため、熱いお湯からぬるいお湯まで、お好みの温度を選んで入浴できます。
利用時間は8:00~18:00で、入浴料は500円です。
じゃらん
公式 HP
4.岩の湯(福渡)
川沿いにある露天風呂。
混浴と聞くとためらう気持ちもあるものの、自然の中で思い切って入ってみたい。
名湯・塩原の中で、福渡の湯に入ることができる共同浴場です。
川沿いに作られた混浴露天風呂で、国道400号から箒川にかかる吊橋を歩いて渡って行くようになっていますが、利用時間以外は施錠されますので勝手に入ることはできません。
対岸からも見つけやすい位置にある露天風呂で、ゴールデンウイークなどはかなりの人が訪れて賑わいを見せます。
湯舟は2つあり、ひとつは少し熱めのお湯で、やや白く濁った緑色をしていることから、湯の色にも注目して見ると面白そうです。
利用できる時間は6:30~21:00で、受付場所などはないことから、浴場の前に置かれている料金箱に入浴料を入れる仕組みとなっています。
代金の支払いは利用者のモラルによるところが大きいと言えますが、300円という最強コスパを考えると、きちんと料金を箱に入れてから心おきなくお湯を楽しみたいものです。
休業期間もあるので、訪れる際は塩原温泉観光協会(0287-32-4000)へ問い合わせてみてください。
じゃらん
5.彩花の湯(塩原)
地元に住んでいるから逆に知らない地元の名所。
休日に観光気分で巡ったら、お湯に浸かってのんびりすれば旅気分が味わえる。
塩原の玄関口・みかえりの郷の中にある日帰り入浴が楽しめる施設で、塩原を代表する観光スポットの回顧の吊橋やもみじ谷大吊橋に近いとあって、地元で日帰り観光を楽しんでお湯に浸かるという、自然の中で休日が過ごせます。
100%天然の湯をたっぷりとたたえた内湯にはサウナもありますので、デトックスにも最適です。
高台に岩風呂の露天風呂があるため、露天風呂からの眺めは特に素晴らしいものがあります。
新緑の頃は目に緑がまぶしく、現代人の疲れた目をお湯と共に癒やしてくれるでしょう。
10:00~22:00(受付~21:00)まで利用でき、700円という文句なしの価格です。
じゃらん
6.すず風(鬼怒川)
栃木で忘れてならない名湯と言えば、やはり鬼怒川。
遊んだ後の疲れを癒やすのもいいし、ひたすらお湯に浸かってのんびりするのもいい。
眼下には鬼怒川が流れるという恵まれた渓谷美の中で、鬼怒川の名湯を楽しむことができる充実した温泉施設です。
美しい渓谷美が眺められる露天風呂からの景色は、四季折々に姿を変えて異なる風景を楽しませてくれますので、何度も足を運びたくなります。
お目当ての鬼怒川の名湯を存分に堪能できる広々とした大浴場は、湯舟の中で思い切り手足を伸ばすのがこんなに心地よいものかと感じることでしょう。
湯舟に浸かる気持ちよさだけでなく、サウナで汗をかいて老廃物を体の中から出すデトックスを行うと、さらに心身共にさっぱりします。
サウナ後に入れるよう水風呂もありますので、体の汚れをすっかり出しきってリフレッシュするのもおすすめです。
お風呂上りにはおいしい料理が食べられる食事処がありますし、休憩できるように広間も整えられていますので、お風呂上りにおいしいものを食べるもよし、のんびりと時間を過ごしてひたすらぼんやりするもよしです。
利用時間は10:00~20:00(4~11月の土日祝は~21:00)で、受付は利用可能時間のそれぞれ1時間前となります。
1日かけて楽しめる充実施設が900円で利用できるので大満足間違いなしでしょう。
じゃらん
7.四季の湯 (黒部)
自然の中でお湯に浸かることがどれだけ気持ちいいかは、その気持ちよさを味わう機会がどれだけ少ないかを教えてくれる。
日光国立公園と黒部温泉の豊かな自然環境の中にある日帰り温泉施設で、標高720mと高いところにあるため、より美しい景色を堪能しながらお湯に浸かることができます。
弱アルカリ泉のお湯はもちろん源泉100%かけ流しにしていますので、いつもきれいなお湯に浸かれるのがうれしいところです。
お湯は少し皮膚に刺激を感じますが、それほど強いものではなく、浸かっているとしっとりすべすべの肌になる美肌の湯となっています。
皮膚への刺激が少しあるものの、慢性皮膚病や痔疾に効能があることから、悩んでいる人には湯治目的で何度も通うのもいいかもしれません。
都会を離れて自然の中に身を置きたい時には、たくさんの木にかこまれた中に作られた露天風呂が最高の癒やしになってくれます。
利用時間が8:00~21:00と長いのもうれしいところですが、料金500円という価格のおかげで、何度も行けるのが一番の魅力と言えそうです。
じゃらん
大満足できること間違いなし
コスパ重視というと、安いところを最優先というイメージがありますが、この7つの湯なら、どこに行っても来て良かったという満足感をしっかり得て帰ることができるでしょう。
それぞれに特徴を持った名湯に浸かって満足できるうえに、コスパも申し分なしと言える日帰り入浴ができる施設がたくさんあるのが、栃木の名湯を日帰りで楽しめる一番の要素となっています。