1.丑の湯(湯本)
江戸時代から続く歴史ある湯治場にある入浴施設。
地元の人が長く愛してきた湯なら、気持ちいいこと間違いなし。
湯本に湧き出る名湯は江戸時代からすでに発券されていたこともあり、湯治場として栄えました。
その歴史ある湯治場にある入浴施設は、今でも地元の人たちにとって大事な憩いの場です。
そんな地元の人たちに混じって入るお湯もまた一興で、美しい透明のお湯は少々熱めで、硫酸ナトリウムが含まれていることから神経痛や動脈硬化症、切り傷、皮膚病などに効能があるとされています。
昔ながらの素朴な雰囲気が残ることから、ふらっと立ち寄ってみたくなる魅力があるといえるでしょう。
利用時間は7:00~21:00と朝早くから入れるのもうれしいところですが、何といっても250円という価格は最高です。
じゃらん
2.ほっとゆだ(湯田)
道の駅やサービスエリアに入浴施設があるのはすっかりおなじみ。
けれど、駅舎にあるのは珍しいだろう。
鉄道ファンならぜひ訪れたいものだ。
JR北上線の、その名もほっとゆだ駅の駅舎に併設されているのが特徴で、施設の名前も駅にちなんでそのままほっとゆだとなっています。
道の駅やサービスエリアにはすっかりおなじみになった入浴施設ですが、駅舎にあるのはまだまだ全国的にも珍しく、そのために東北の駅百選に選定されているほどです。
鉄道ファンにとってはぜひとも訪れたいところでしょうし、そうでない人も気になります。
ナトリウムやカルシウム-硫酸塩、塩化物を含む泉質はアルカリ質となっているため、美肌の湯として知られ、切り傷、やけどに慢性皮膚病などの効能があるほか、動脈硬化症にもよいといわれます。
湯舟はぬるめと熱めの2つに分かれていることから、好きな方に入れるのもうれしいところです。
利用時間は7:00~21:00と長いのに、250円で入れるので、行ってみる価値ありです。
じゃらん
3.道の駅雫石あねっこ(新はしば)
道の駅に行ったら入浴施設がないかを探す。
今やすっかりおなじみになった光景だろう。
道の駅の中にある入浴施設で、洋風・和風の異なる2つの趣が楽しめる浴場を備えています。
源泉かけ流しのお湯はアルカリ性単純泉で、美肌の効能を持つことで知られているのが特徴です。
そのため、滑らかでツルツルしたお湯となっていて、いつまでも浸かっていたくなる心地よさです。
道の駅の中にある入浴施設とは思えない、広々とした内湯の気持ちよさもさることながら、風情ある露天風呂は雫石川のせせらぎが聞こえるとあって、長湯してしまいそうです。
シュワシュワとしたお湯が出てくるシャワーが心地よく、乾式ドライサウナまであります。
利用時間は9:00~21:00(受付完了20:30)まで、湯上がりをゆったり過ごせる無料休憩所が利用できて510円はコスパにも大満足です。
じゃらん
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4.藤三旅館
かつて文士が愛した宿にある浴場には、何ともいえない風情が漂う。
その雰囲気を味わうためだけにでも訪れる価値がある。
宮沢賢治や田宮虎彦ら、文士が愛した旅館であるだけに、レトロな雰囲気が建物や館内のそこかしこからあふれ出しているかのようです。
特に浴場は源泉かけ流しのお湯となっていることから、衛生面でも安心して入れるのがうれしいところですが、日本一深い岩風呂というところも興味津々です。
このお湯は白猿の湯と名付けられていて、深さは平均すると1.25mあり、この岩風呂の底から湯舟の中に直接源泉が湧き出ているのが特徴の自噴天然岩風呂となっています。
源泉が湧き出て直接入っているとなれば、日本一深い湯舟になっているのも納得です。
白糸の滝を眺めながらの半露天風呂や清流豊沢川がすぐそばを流れる、野趣あふれる露天風呂もお湯好きにはたまりません。
利用時間は7:00~21:00(受付20:00まで)と、旅館としては長いことを考えると、旅館の中を見て回ることもできて700円は、休日を楽しく過ごすのに最適な抜群のコスパといえます。
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5.四季館 彩冬
宿のお風呂を日帰りで楽しめるというのは、旅行気分が味わえるというおまけ付きの贅沢感が一番の醍醐味だろう。
これが今でいうところのコスパのよさなのかもしれない。
美肌の湯が自慢の旅館のお湯は、炭酸水素塩泉という泉質なのが特徴です。
純和風の旅館のお風呂だけあって、浴場も和風の落ち着いた雰囲気でどこかひなびた風情が感じられるものの、湯舟や浴室の床は美しい木材が使われており、清潔感に満ちています。
内湯に接するように2つの丸い露天風呂が付いた造りになっていますが、浴場そのものが日差しと風が差し込む半露天風呂となっていますので、晴れた日を選んで行ける日帰り利用にはうってつけです。
さらに予約不要で11時30分~14時(最終受付、入浴は14時30分まで可能)まで利用でき、料金は700円です。
入浴と一緒に旅館でランチをいただくと、お風呂の入浴利用代金が半額の350円になるのもうれしいところです。
入浴のコスパを重視するとともに、非日常の時間を存分に満喫する休日にしたいなら、ランチと温泉をセットにするのが大満足間違いなしのコスパになることでしょう。
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6.愛真館
お湯の泉質でよくいわれるのがpH値。
温泉好きの女性ならこのpH値が何を物語っているかよく知っていることだろう。
ならばここに来ない理由はない。
こちらのお湯の泉質は、アルカリpH値が9.1と高めになっていますが、このアルカリpH値が高い泉質は美肌の湯として有名です。
pH値が上がるほどお湯の手触りはぬめりが多くなり、まるで美容液に浸かっているといった表現もされるくらいです。
この美肌の湯は肌へのクレンジング効果が高いとあって、浸かっている間からどんどん肌がツルスベになっていくのがわかります。
美肌効果だけでなく、ストレス解消や疲労回復にも効能があるとされていることから、忙しい女性には特におすすめです。
大浴場の内湯は真ん中から噴水のように源泉が湧き出す、ロマンティックな浴槽ですし、庭園縄文露天風呂は趣の異なる湯舟となっていて、湯めぐりが楽しくなることウケアイです。
入浴受付時間は7:00~18:00まで、最終利用時間19:00までとなっています。
たっぷりとお湯に浸かって美肌になれて800円は、女性にとって最強コスパは間違いなしです。
ただし、大浴場は9:00~10:30、庭園縄文露天風呂10:30~12:30は清掃時間となりますので、時間には少し注意が必要でしょう。
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休日をリフレッシュして過ごすには最適
温泉にはさまざまな効能があることから、休日をリフレッシュするにはうってつけです。
広々とした湯舟に手足を伸ばして浸かるだけでも心と身体がほぐれていくのに加え、楽しみも加わる日帰り入浴は、いつしか大好きな趣味になってしまう可能性を秘めた娯楽といえます。
岩手にはそんな日帰りが楽しめる温泉が目白押しです。