宮沢賢治の愛した街としても知られ、宮沢賢治記念館や彼の設計したバラ園など温泉以外の観光スポットも豊富です。
ここでは魅力いっぱいの花巻温泉にある人気の宿をランキング形式でご紹介していきます。
1位 結びの宿 愛隣館
花巻温泉には数多くのホテルや旅館がありますが、その中でも人気が高いのが「結びの宿 愛隣館」です。
花巻温泉郷の中でも最奥部に位置するこの宿は豊かな自然に囲まれた山懐に建ち、刻々と移り変わる四季の風景を間近に楽しむことができます。
愛隣館には3つの源泉があり、それぞれを楽しむことができる3つの大浴場があるのが特徴です。
「川の湯」は豊沢川の景色を眼前に眺めながら入ることのできるオープンドアの内湯や源泉100％かけ流しの信楽焼陶器風呂、水深90cmでゆったりと腰を掛けて入浴できる腰掛湯などがあります。
「森の湯」は森の木々に囲まれながら入浴できるお風呂で、深さ1m以上ある立湯露天風呂「満点の湯・月」や超音波による美肌効果のある乳白色の「シルクバス」が人気です。
「南部の湯」は広大な庭園を眺めながら入浴できる半露天の岩風呂で、夜になるとライトアップされた庭園が非常に幻想的な雰囲気を醸し出します。
岩風呂の隣には古代檜風呂もあります。
3つの大浴場を含めて全部で17の湯船があるだけでなく、岩盤浴やエステなどリラクゼーションまで楽しめる旅館はなかなかないでしょう。
食事はプランによってお部屋で食べる「和膳スタイル」とハーフバイキング形式の「かまどダイニング」の2つから選ぶことができます。
シェフが目の前で焼いてくれた名物の前沢牛を食べることができる「かまどダイニング」は特に人気があります。
じゃらん
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2位 大沢温泉 山水閣
「大沢温泉 山水閣」は花巻市の南側を流れる豊沢川沿いにある一軒宿です。
大沢温泉は一説には1,300年以上前に坂上田村麻呂が発見したと伝えられ、宮沢賢治や高村光太郎など岩手県を代表する著名人も熱心に通った温泉場として地元の人々に人気です。
このように非常に古い歴史を持つ大沢温泉ですが、「大沢温泉 山水閣」はどこか懐かしさを残しながらも全体的には洗練された近代建築の純和風旅館となっています。
鄙びた温泉旅館というよりも高級温泉ホテルといったほうがイメージにぴったりです。
お風呂は大浴場と半露天風呂、そして貸し切り家族風呂の3つを楽しむことができます。
大浴場「山水の湯」は大きなガラス窓貼りの開放的なお風呂で、窓から季節ごとに表情を変える山々の木々の彩りを楽しむことができるようになっています。
半露天風呂の「豊沢の湯」は冬の時期を除いてガラス戸が開放されるため、すぐ脇を流れる豊沢川のせせらぎを聞きながら湯浴みを楽しめると女性人気です。
お料理は四季の移ろいを敏感に感じることができる和食会席料理が基本で、毎月献立が変わるとても贅沢なものです。
岩手を代表する前沢牛やアワビ・タラバガニなどの新鮮な海産物を使ったお料理も好みに応じて追加できますので、おいしい料理を思う存分堪能することができます。
じゃらん
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3位 鉛温泉 藤三旅館
花巻南温泉峡にある鉛温泉は奥羽山脈の中腹に位置し、近くには豊沢川が流れる大自然に囲まれた温泉地です。
田宮虎彦の舞台や宮沢賢治の童話の舞台としても知られています。
その鉛温泉で唯一の一軒宿が「鉛温泉 藤三旅館」です。
藤三旅館がたくさんの人を惹きつける魅力の1つが温泉です。
こちらの宿には5つの源泉が引き込まれてますが、いずれも源泉かけ流しで楽しむことができます。
しかもお湯を加熱・加水・循環させない100％源泉かけ流しですので、本物の温泉が体験できます。
宿で一番人気のあるお風呂が「白猿の湯」です。
このお風呂は天然の岩をくり抜いて造られた、深さ1.25mもある日本一深い天然自噴岩風呂です。
もちろん立ったまま入るのですが、立位での入浴は水圧が全身に均等にかかるので健康にも良いそうです。
この他にも渓流を眺めながら入浴できる「桂の湯」や開放感あふれる半露天風呂の「白糸の湯」などもあります。
客室は本館と別館に分かれており、特に別館は豊沢川に面していて窓からの景色も素晴らしいの一言です。
なお、藤三旅館には湯治を目的とされる人のための「湯治部」という宿泊施設もあります。
こちらは本館と別館のように贅沢なお部屋ではありませんが、料金が安く長期間の滞在にオススメです。
じゃらん
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4位 游泉 志だて
「いつもより少し贅沢な旅を楽しんでみたい・・・」、そんな人にオススメしたいのが花巻温泉の高級旅館「游泉 志だて」です。
花巻南温泉峡の入り口から2番目に位置する志戸平温泉は開湯1,300年の歴史ある温泉ですが、「游泉 志だて」ではこのお湯を引き込んだ源泉かけ流しの露天風呂をすべての客室に設置しています。
露天風呂のあるバルコニーは1階が渓流に面し2階と3階が山に面しているので、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら誰に気兼ねすることなく入浴することができます。
また、4階はメゾネットタイプの開放感あふれる造りとなっていますので、月や満天の星空を眺めながらの入浴もOKです。
庭園には天然の岩を配置した野趣あふれる露天風呂「喜久の湯」がある他、檜風呂と石風呂の2つの内湯もあります。
こちらは客室露天風呂と異なる泉質となっているので、それぞれのお湯の違いを楽しみながら入るのも良いでしょう。
食事は個室ダイニングでいただきます。
あえて地のものにはこだわらず様々な地域から取り寄せた旬の食材をシェフが鉄板や竈を使って目の前で料理してくれます。
出来たて熱々の料理をその場で食べる、とても贅沢でしあわせな時間を過ごすことができるでしょう。
じゃらん
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5位 花巻温泉 佳松園
花巻温泉の奥座敷に位置する「佳松園」は贅沢な時間を過ごすための上質な空間を提供してくれます。
岩手県の県木である南部赤松が宿の周囲を囲み、都会の喧騒とは無縁の静かな時が流れる癒やしの宿です。
入り口から館内へ入るとロビーの前面に広がる広い中庭が目に入ります。
夕暮れになると篝火がたかれ、日常とかけ離れた幻想的な光景が広がります。
中庭を望む位置にはバーがあり、旅の疲れを癒やすには最適です。
お部屋は落ち着ける和室や機能的な和洋室、さらにはリビング付きの和室など様々なタイプのお部屋があります。
贅を尽くした貴賓室には源泉かけ流しの檜風呂が楽しめます。
お風呂はpH9.0というアルカリ性の強い泉質が特徴的です。
強アルカリの温泉はヌルヌル・トロトロとした感触があり、肌へのあたりがとてもなめらかになります。
ぜひ名物の「トロトロの湯」を体験してみてください。
お食事は岩手の山海の幸が揃う和食会席料理を堪能することができます。
日本料理を知り尽くした料理長が旬の素材を厳選し技を駆使した丁寧な仕事でもてなしてくれますので、満足すること間違いなしです。
じゃらん
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6位 山の神温泉 優香苑
「優香苑」は花巻南温泉峡のほぼ中間地点に位置する山の神温泉にある一軒宿です。
温泉郷の中心地から少し奥まった場所にあるため手付かずの自然が豊かで、四季の移り変わりを身近に感じることができます。
『第40回プロが選ぶ日本の旅館100選』を受賞したこちらの旅館の館内は、木のぬくもりが感じられる温かみのある造りが印象的です。
広いエントランスは宮大工によって丹念に仕上げられた格子模様の天井や細工があちこちに施されており、落ち着いた雰囲気ながらも高級感が感じられます。
客室は間仕切りのない和室一間のタイプや和室とベッドルームという二間の部屋、さらには花巻山の雄大な眺めを楽しむことができる貴賓室があります。
客室もエントランスと同様に宮大工の技を駆使した造りで、格子状の天井が特徴的です。
「優香苑」には4種類の温泉がありますが、すべて源泉かけ流しの天然温泉です。
加水や循環は一切行っていないので安心して利用することができます。
大露天風呂の「とよさわ乃湯」は花巻温泉郷でも最大の規模を誇る圧倒的なスケールがあり、お風呂からは岩手の大自然や満天の星空を眺めることができ感動的です。
泉質はpH9.3という強アルカリで、とろみのあるお肌に優しいお湯を楽しむことができます。
じゃらん
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7位 割烹旅館 廣美亭
旅の目的は人によってそれぞれですが「とにかくおいしい食事にこだわりたい」という人にオススメなのが花巻温泉郷で唯一の割烹旅館である「廣美亭」です。
キャリア10年の料理長が旬の新鮮な食材にこだわって作るお料理は舌だけでなく目でも楽しむことができる本格的な会席料理となっています。
献立は毎月変わるので、常連さんでも飽きることはありません。
三陸の海鮮をたっぷり使った海鮮鍋やホロホロ鳥の鍋は一食の価値アリです。
心のこもったおもてなしも、この旅館の魅力です。
こちらの旅館は全部で12室と比較的小さな宿ですが、小さいからこそのこまやかなサービスが充実していて気持ちよく時間を過ごすことができます。
また、女性には好きな浴衣を選べるサービスが人気です。
お風呂は「羽山の湯」と「剣の湯」という2つの大浴場があり、時間帯によって男女の利用が入れ替わります。
泉質は美人の湯とも称される低張性弱アルカリ性温泉で、すべすべとした肌触りが気持ちよく快適です。
じゃらん
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まとめ
花巻温泉郷は花巻温泉を中心に大沢温泉や新鉛温泉、志戸平温泉などいくつもの源泉が集まっている魅力的なスポットです。
お仕事などで疲れを感じた時はこのランキングを参考にして、気に入った旅館を訪れて疲れを癒やしてください。
