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開湯1000年超の秘湯・岩手「夏油温泉観光ホテル」が復活へ——GETO Villageが「令和の社交湯」再生プロジェクトをCAMPFIREで始動

岩手県北上市の秘湯・夏油温泉観光ホテルの再生を目指すGETO Village株式会社が、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。「主客混在」の新たな湯治スタイルで、最終目標1,000万円を掲げ2026年5月31日まで支援を募っている。

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開湯1000年超の秘湯・岩手「夏油温泉観光ホテル」が復活へ——GETO Villageが「令和の社交湯」再生プロジェクトをCAMPFIREで始動
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岩手県北上市の山奥に位置する「夏油温泉観光ホテル」が、「令和の社交湯」として生まれ変わろうとしている。地域まちづくり事業を展開するGETO Village株式会社(共同代表:村岡葉子、木村祐輔)は2026年4月15日、同ホテルの再生を目指すクラウドファンディングプロジェクトをCAMPFIRE上で開始した。実施期間は2026年5月31日(日)まで、最終目標金額は1,000万円(All-in方式)となっている。

かつて「東の大関」と称される夏油温泉は開湯1000年以上の歴史を持つ東北を代表する名湯だが、人手不足や老朽化の深刻化により2024年に無期限休業を余儀なくされた。今回のプロジェクトはその危機にある温泉文化を地域の力で守り、次世代へとつなぐ挑戦だ。

美しい自然に囲まれた夏油温泉観光ホテル

開湯1000年超の秘湯・夏油温泉とは

夏油温泉は岩手県北上市和賀町岩崎の山奥深くに位置し、開湯1000年以上の歴史を誇る東北屈指の秘湯だ。かつては「東の大関」と呼ばれるほどその泉質と湯量が高く評価され、長期湯治客を中心に全国から湯治客が訪れてきた。しかし近年、全国の観光地を悩ませる人手不足の波がこの地にも押し寄せ、かつて4つあった施設は現在2つにまで減少。夏油温泉観光ホテルも2024年に無期限休業を余儀なくされた。

さらに毎年5メートルを超える豪雪地帯という過酷な自然環境が建物の老朽化と水漏れを深刻化させており、早急な対応が求められている状況だ。

2025年のプレオープン時の夏油温泉観光ホテル

プロジェクトの核心:「令和の社交湯」と「主客混在」

GETO Village株式会社が提唱するのは、二つの新しいコンセプトだ。一つ目は「令和の社交湯」。江戸時代、温泉は身分や立場を超えて人々が語り合う社交の場として機能していた。その精神を現代に蘇らせ、日々の肩書きを脱ぎ捨てて対話を楽しむ「長屋的」な温かさを持つ居場所を創出することを目指す。

二つ目は「主客混在」の湯治スタイル。もてなす側と受ける側を固定せず、できる人ができることを担う運営モデルを導入する。過干渉はせず、ゆるやかに助け合う仕組みを取り入れることで、人手不足の時代でも温泉地を持続させる新しいモデルに挑む。現代人のウェルビーイングにも寄与する試みとして注目される。

老朽化により閉鎖を余儀なくされている自炊館

クラウドファンディングの概要と資金の使い道

プロジェクト名は「開湯1000年超の夏油温泉を令和の社交湯に。泊まるから関わる新しい湯治を創る。」。CAMPFIREでの実施期間は2026年4月15日(水)~2026年5月31日(日)23:59:59。All-in方式(目標未達でも資金を受け取れる方式)で、最終目標金額は1,000万円に設定されている。

プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/919845/view

集まった資金は段階的な目標(マイルストーン)に応じて以下のように活用される:

  • 【第1目標:200万円】安心の土台づくり——最優先課題である「水回り・トイレ」の全面改修

  • 【第2目標:500万円】「社交」の心臓部を創る——シェアキッチンや共用スペースの整備

  • 【第3目標:700万円】「学びと挑戦」の環境整備——一歩踏み出す人を応援する機能強化

  • 【最終目標:1,000万円以上】伝説の「自炊館」再興へ——最も古い象徴的な建物の補修

前支配人から教わりながら内湯を掃除している風景

多彩なリターン——「泊まる」から「関わる」まで

支援リターンは、純粋に温泉を楽しむプランから運営に深く関わるプランまで多様に用意されている。主なリターンの一部を以下に紹介する:

  • 10,000円:【夏油を着る/名を刻む】第1期会員——オリジナルTシャツまたは館内木札掲出+年6回のビレッジ本会議参加券

  • 30,000円:【共に働く、共に住まう】4泊5日の「湯守」体験お手伝い宿泊券

  • 1,000,000円:【企業のウェルビーイングに】社員全員・入浴フリーパス「法人カード」

  • 1,000,000円:【1000年の歴史に名を刻む】お部屋の命名権(3年)&オーナー権

「湯守」体験のように実際の運営に加わるリターンは「主客混在」の理念を体現するものであり、関わり方の幅広さがこのプロジェクトの大きな特色だ。温泉ファンや地域活性化に関心を持つ企業・個人にとっても見逃せない支援先となりそうだ。

夏油温泉の復興を考えるワークショップ

人口減少・後継者不足という社会課題への挑戦

GETO Village株式会社は2025年1月に設立された若い会社だが、「温泉と湯治文化を未来につなぐ」という明確な使命を掲げている。人口減少や後継者不足により失われつつある温泉地の再生に取り組み、温泉を「社会課題解決の資源」として活かす新しい事業モデルを展開していく方針だ。

夏油温泉観光ホテルの運営を基盤とし、地域再生や持続可能な観光・福祉のモデルづくりを推進。温泉を核にした新しい働き方・学びの実践を通じ、人と地域、社会をウェルビーイングに整える取り組みを進める。同社の理念は「湯治をつなぎ、共に未来をひらく。」だ。

復活を待つ夏油川沿いにある新太郎の湯

GETO Village株式会社の概要

GETO Village株式会社は岩手県北上市を拠点に地域まちづくり事業を展開する企業。共同代表は村岡葉子氏と木村祐輔氏。設立は2025年1月で、所在地は岩手県北上市和賀町岩崎3地割71番地。公式ホームページは https://www.geto-village.com/ 。問い合わせ先メールアドレスはinfo@geto-village.com。

まとめ:秘湯の火を絶やさないために

「夏油温泉を守るということは、ここを愛する人々がそれぞれの距離感で関わり続けられる『居場所』を守ることだ」とGETO Villageは語る。「泊まる」から「関わる」へという新しい湯治の形が、全国各地で廃業の危機にある温泉地再生のモデルケースになるか。2026年5月31日まで続くCAMPFIREでの支援募集に、温泉ファンや地域活性化を応援したい人々の関心が集まっている。

《編集部》

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