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【ミシュラン1キー】雲仙温泉「旅亭 半水盧」離れ客室2室が刷新、20%引きの記念プランも登場

長崎・雲仙温泉の「旅亭 半水盧」が離れ客室「芙蓉」「水無月」の修繕を終えリニューアルオープン。記念して正規料金から20%引きの宿泊プランを2026年8月1日から販売する。

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【ミシュラン1キー】雲仙温泉「旅亭 半水盧」離れ客室2室が刷新、20%引きの記念プランも登場
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長崎県雲仙市の「旅亭 半水盧」が、二階建て離れ客室「芙蓉」と「水無月」の修繕工事を終え、2026年8月1日にリニューアルオープンした。2025年にミシュラン1キーを獲得した数寄屋造りの料亭旅館で、開業以来受け継いできた伝統建築の意匠を守りながら、快適性と安全性を高める工事を行なった。

運営するフジマウンテンプレミアムリゾート株式会社(東京都港区、代表:齋藤一興)は、修繕工事完了にあわせてリニューアルオープン記念プランの販売も開始した。正規料金から20%引きで宿泊できる内容で、2026年8月1日から予約を受け付けている。

清涼感溢れる緑の森に佇む旅亭 半水盧。入口である長屋門を一歩くぐると非日常の上質な滞在が始まる。

数寄屋建築の粋を今に伝える2つの客室

今回手が入ったのは、半水盧を象徴する二階建て離れ客室の「芙蓉」と「水無月」だ。いずれも約5,000坪の日本庭園に14室が点在する離れ客室群の中核を担う部屋である。長年受け継がれてきた数寄屋建築の意匠と建築美を保存・継承しつつ、安全性の向上と滞在品質のさらなる向上をねらいとした。

「芙蓉」は艶やかに咲く花の名を冠し、曲線を多用した柔らかな意匠が特徴だ。室内の穏やかな表情と、窓の外に広がる力強い庭園の対比が、繊細さと豪放さを同居させている。一方の「水無月」は、茶の湯文化で磨かれた京数寄屋の美意識を随所にちりばめた客室だ。精巧な天井細工や曲線を描く明かり窓、繊細な雲雀棚には、宮大工の技術が息づく。1階には広間を備え、庭園を眺めながら食事を楽しめる造りになっている。窓の外には四季折々の景色が広がり、季節ごとに異なる表情の庭を楽しめる点も両客室に共通する魅力だ。

伝統建築の意匠はそのままにリニューアルされた「芙蓉」の2階玄関。

創建当時の設計思想を継承した改修

修繕工事では、半水盧の新築時に設計監理を担当した株式会社吉村建築事務所の当時のメンバーで、現在も現役で活躍する建築士・川口博氏と協働した。当時の設計思想や建築意匠、設備計画の知見を引き継ぎながら、数寄屋建築の趣を損なわない改修をめざしたという。

施工は、ホテル・旅館の改修工事実績が豊富な株式会社東急Re・デザインと、京都で歴史ある施設の技術やデザインを学んだ株式会社久衛組が担当した。伝統建築の価値を尊重する姿勢と高い施工品質を両立させ、修繕を実現したとしている。同社は客室修繕工事を、開業35周年を迎える2027年まで通常営業を継続しながら段階的に実施する予定だ。老朽箇所の更新にとどまらず、意匠や質感を後世に伝える取り組みとして位置づけている。工事期間中も他の離れ客室での営業は続けており、宿泊客への影響を最小限に抑える体制をとった。

機能的にリニューアルされた「水無月」の1階広間。庭園を眺めながら食事が楽しめる。

20%引きのリニューアル記念プラン

リニューアルオープンを記念し、正規料金から20%割引で宿泊できるプランが2026年8月1日から予約受付を開始した。対象は「芙蓉」「水無月」の2室で、各客室面積は約250平方メートルにおよぶ。広々とした空間で、庭園とともに数寄屋建築の意匠をゆっくり味わえる。

対象宿泊日は2026年8月1日から2027年3月31日までで、2026年12月30日から2027年1月2日の年末年始期間は除く。料金は1泊2食(夕食・朝食)付きで、2名1室利用の場合は1名あたり95,700円から76,560円(税込)に、3名1室利用の場合は1名あたり90,200円から72,160円(税込)となる。いずれも別途1泊につき入湯税150円が加算される。予約や問い合わせは公式サイトまたは電話で受け付けている。約8か月にわたる長期のキャンペーンとなっており、四季それぞれの雲仙を訪れる好機になりそうだ。

「美肌の湯」と称えられる雲仙温泉。館内 東の湯 露天風呂。

ミシュラン1キーが認めたもてなしと本懐石料理

半水盧は開業以来、雲仙天草国立公園の豊かな自然に包まれた非日常の空間と、器や盛り付けに至るまでこだわった本懐石料理を提供してきた。料理は月替わりで、訪れるたびに新しい献立に出会える点も魅力のひとつという。館内には数々の工芸品や調度品が並び、職人の技を身近に感じられる設えとなっている。

2025年に獲得したミシュラン1キーは、快適で上質、かつ個性豊かな宿泊施設に贈られる評価だ。長崎県内でも数少ない評価であり、今回のリニューアルはその評価を支える客室基盤をさらに底上げする狙いがあるとみられる。伝統を守りながら手を加える姿勢は、老舗旅館が長く選ばれ続けるための一つの答えともいえるだろう。

滞在の中心となる2階のお座敷と寝室。

施設概要・アクセス情報

旅亭 半水盧は長崎県雲仙市小浜町雲仙380-1に位置する。総支配人は斎藤悌二氏が務める。問い合わせは電話番号0957-73-2111、メールアドレスinfo@hanzuiryo-unzen.jpで受け付けており、公式ホームページは https://hanzuiryo-unzen.jp/ 。雲仙温泉街の中でも緑豊かな一角にあり、長屋門をくぐると非日常の滞在が始まる造りになっている。周辺には雲仙地獄をはじめとする観光名所も多く、宿を拠点に散策を楽しむ客も少なくない。

運営会社のフジマウンテンプレミアムリゾート株式会社は東京都港区赤坂4-9-19 赤坂T.O.ビル2Fに本社を置く。設立は2011年3月、資本金は1700万円で、飲食店・宿泊業を営む。代表者は齋藤一興氏である。宿泊施設の運営を通じ、地域の観光振興にも寄与してきた企業だ。

雲仙温泉の歴史と泉質

半水盧が湯を引く雲仙温泉は、1934年(昭和9年)に瀬戸内海、霧島とともに日本で最初の国立公園「雲仙国立公園」に指定された歴史を持つ。指定を機に地名表記も「温泉」から「雲仙」へと改められたと伝わる。豊かな自然と長い歴史を併せ持つ土地であり、国内屈指の温泉保養地として知られてきた。

泉質は単純硫黄温泉に分類され、強い酸性を帯びるのが特徴だ。殺菌効果が高く、皮膚病や神経痛のほか美肌にも効果があるとされる。白く濁った湯は、いわゆる「温泉らしい温泉」の代表格ともいえるだろう。今回リニューアルした客室でこの湯を楽しめる点も、旅の魅力を高める要素になりそうだ。標高の高い雲仙一帯は夏でも涼しく、避暑を兼ねた滞在先としても親しまれている。噴気が立ちのぼる「雲仙地獄」など独特の景観も、この地ならではの見どころだ。歴史ある湯とともに、伝統建築を今に伝える半水盧の滞在は、夏の避暑地としても静かな人気を集めそうだ。

《編集部》

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