ジーライオングループ(兵庫県神戸市、代表取締役:菊地秀武)が運営する国際観光ホテル淡海荘(兵庫県淡路市)が、かねてより進めていた館内・外装の改装工事を完了し、リニューアルオープンした。今回のリニューアルに伴い、新たなブランドテーマ「五感で浸る、海辺の時間」、コンセプト「見る、味わう、ほどける。すべてが満たされる海辺の時間。」を掲げ、記憶に残る“体験型の宿”へと生まれ変わった。
淡海荘は大阪湾と明石海峡が交わる淡路島の最北端に位置し、目の前に広がる明石海峡大橋のパノラマ絶景とともに歩んできた宿である。今回のリニューアルでは、単に「泊まる場所」を超え、日常の喧騒を手放して自分自身の時間の流れを整える“静かな特等席”を提供することを目指している。外装・館内ともに全面的な改装工事を実施し、客室・大浴場・共用部の意匠を刷新した。

圧倒的絶景——全室オーシャンビューの客室
全室オーシャンビューの客室と館内からは、時間帯ごとにドラマチックに移り変わる海と空の表情を一望できる。朝は刻々と海峡を染めていく神秘的な朝焼け、昼は穏やかな青空のもとで行き交う船の往来、夜は目の前で輝く明石海峡大橋のライトアップと対岸に広がる神戸の夜景が楽しめる。遠く響く波の音や潮風の香りに包まれながら、世界が止まったかのような時間を過ごせるのが最大の魅力だ。滞在中は客室にいながらにして刻一刻と変わる景色を眺め続けられる点が、他の温泉宿にはない体験価値となっている。

海の恵みをそのまま味わう会席料理
「海の恵みを、そのまま味わう贅沢。」をテーマに、目の前の海で育まれた旬の魚介を中心に据えた会席料理を提供する。地元の素材力を最大限に活かした調理法にこだわり、旅の感動を引き立てる演出とともに提供される。視覚だけでなく味覚も含めた「五感で浸る」体験を、食事の場面から一貫して設計している点が今回のリニューアルの特徴といえる。淡路島近海で水揚げされる鮮魚やタコ、海藻類など、瀬戸内海ならではの旬の恵みを取り入れた献立が期待される。

岩屋温泉のぬくもりで心身を解放
湯けむりに包まれながら身体の力をゆっくりとほどいていく湯浴み時間も見どころのひとつ。海を間近に臨む大浴場と露天風呂で、やさしい湯のぬくもりに触れながら、心身ともに解放されるリフレッシュタイムを提供する。淡路島は瀬戸内海国立公園に含まれるエリアで、明石海峡大橋をはじめとする景勝地が点在する観光地としても知られ、温泉と絶景を同時に楽しめる立地が強みとなっている。旅の疲れを癒す湯浴みのひとときは、リニューアルコンセプトの「ほどける」を体現する時間として位置づけられている。

予約システムも全面刷新
リニューアルに合わせ、公式ホームページのデザインおよび予約管理システムも全面的に入れ替えた。スマートフォン・PCどちらからも直感的に操作できるよう、宿泊プランへの遷移ボタンを常時フローティング配置にするなど、非日常への期待感を損なわないシームレスな予約体験を整えている。家族旅行、記念日、一人旅など、それぞれの旅のスタイルに寄り添う宿として再出発する。ウェブサイトのビジュアルも一新し、リニューアル後のブランドイメージを一貫して伝える構成になっている。

施設概要・アクセス情報
施設名:国際観光ホテル 淡海荘(たんかいそう)
所在地:〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋3559-4
電話番号:0799-72-4111
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より約2km(「道の駅あわじ」すぐ隣)
館内設備:客室(全室禁煙・オーシャンビュー)、岩屋温泉(大浴場・露天風呂)、宴会場、売店

運営会社・背景情報
運営元のジーライオングループは1986年の創業以来、BMWをはじめとする輸入車・国産車の正規ディーラー事業を核に、国内外で自動車関連事業を展開してきた企業グループである。近年は自動車関連事業にとどまらず、飲食・宿泊、ブライダル、ライフスタイル、文化、旅など多様な体験領域へと事業を拡大している。グループ従業員数は5,792名、グループ企業数163社、グループ拠点数503店舗(いずれも2026年3月時点)、2025年度の売上高は4,628億円にのぼる。ホテル運営を含む宿泊・体験事業への展開は、同グループが掲げる「お客様の人生に寄り添う」という方針の一環と位置づけられる。本社は兵庫県神戸市中央区新港町のG LION Awa-s Buildingにあり、代表者は代表取締役社長菊地秀武である。自動車ディーラー事業で培った顧客接点のノウハウを、宿泊・体験領域にも横展開している点が同グループの特徴といえる。
岩屋温泉・淡路島の魅力
岩屋温泉は淡路島最北端の岩屋地区に湧く温泉で、明石海峡大橋のたもとという立地から、海を望む露天風呂を備えた宿が多いことで知られる。淡路島全体では鳴門海峡の渦潮見学や、海鮮グルメ、大規模なイルミネーション施設など多彩な観光資源が揃い、関西圏からのアクセスの良さもあって家族旅行やカップル旅行の定番地となっている。今回の淡海荘のリニューアルにより、絶景と温泉、地元食材を活かした料理を一体で楽しめる宿がまた一つ充実したことになる。「体験価値」を打ち出したリニューアルは、価格競争にとどまらない差別化戦略として今後の動向が注目される。
今後への期待
近年、国内の温泉旅館業界では、宿泊単価の上昇と客室稼働率の両立を図るため、単なる宿泊機能にとどまらず「体験価値」を軸にしたリブランディングを進める動きが広がっている。淡海荘の今回のリニューアルも、絶景・食事・温泉という3要素を「五感」というひとつのコンセプトで統合し、他の温泉宿との差別化を図ろうとする点で、こうした業界の潮流を象徴する事例のひとつといえるだろう。明石海峡大橋を望む立地の希少性と、岩屋温泉の泉質を活かした湯浴み体験の組み合わせは、関西圏における温泉旅行の新たな選択肢として注目を集めそうだ。今後、宿泊プランや料金体系の詳細が公式サイトを通じて順次案内される見込みで、開業後の反響にも注目したい。







