そこで、青森県内にある7つの温泉地からおすすめの旅館を1つずつピックアップし、7選にしてみました。
気になる泉質から行き先を選ぶもよし、泊まってみたい旅館から温泉地を選ぶのも楽しみです。
1.むつグランドホテル(斗南温泉)
本州最北端に位置する温泉郷。
幕末から明治へと時代が大きく動いたとき、会津を追われた人達がたどり着いた過酷な地に沸く温泉が今も人を温める。
本州最北端・青森県の下北半島に湧き出す斗南温泉はむつ市内を一望する市の東部にある丘に建つ、ランドマーク的な旅館です。
下北半島国定公園観光の拠点として宿泊するにも便利な、アクティブに動くにもよし、絶景を眺めながらゆっくり過ごすもよしのお宿です。
広々とした湯船になみなみと満たされた温泉は斗南の湯で、天然温泉100%のかけ流しが自慢です。
大浴場は内湯が3つに、男女ともに露天風呂が一つずつあり、露天風呂は時間によって男女が入れ替わるため、異なる風情の露天風呂が楽しめるところもおすすめとなっています。
ホテルから眺める美しい夜景は、思わず見とれてしまうこと間違いなしで、たっぷりのお湯と美しい景色、そして斗南の名物を存分に堪能できる和会席料理が楽しめるお宿です。
じゃらん
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2.南部屋・海扇閣(なんぶや・かいせんかく)(浅虫温泉)
青森の湯としてよく知られている浅虫。
温泉街で随一の高さを誇る宿から楽しめるのはお湯と絶景と美食。
これこそが温泉旅館の醍醐味。
浅虫温泉外の中で一番高い建物となっているお宿で、9階には絶景が楽しめる展望大浴場があります。
陸奥湾を眺められるガラス張りの美しい展望大浴場は、広々としていて、浴室内に足を踏み入れた瞬間に全身で温泉の癒やしを堪能できることでしょう。
湯船に浸かると目の前に広がる陸奥湾にそのまま出て行けそうなほど海が近くに見え、雄大な気分に浸ることができます。
露天風呂は男女ともにあり、時間制で交代になりますので、夜に入ったら翌日には朝風呂に入ることで、どちらも楽しめるのはうれしいところです。
陸奥湾の新鮮な魚介を中心とした和会席は、十分すぎるほどの料理が出てくることから、温泉旅館への期待を裏切らない上質なおもてなしが受けられるお宿です。
じゃらん
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3.八甲田リゾートホテル(寒水沢温泉)
過酷な冬が訪れる八甲田に湧く寒水沢の湯。
その湯は寒さ厳しいときこそより暖かくこわばった体を優しくほぐしてくれる。
青森県の観光スポットとして名高い八甲田に湧き出しているのが寒水沢温泉で、源泉かけ流しの美肌の湯となっています。
つるつるの肌になると評判で、自然を眺めながら入る大浴場は手足を存分に伸ばして、ゆったりとくつろぐことができるとして人気のお宿です。
露天風呂はありませんが、八甲田の厳しい冬を体感し、そしてお湯のぬくもりをより実感するには冬の宿泊もまた一興でしょう。
過酷な寒さの中でなら、露天風呂はむしろ必要ないと言えそうです。
青森県産の牛肉はもちろん、高原野菜のおいしさに驚く人が多い自慢のお料理を、器にも凝ったお洒落な雰囲気でもてなしてくれるお宿です。
じゃらん
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4.星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル(十和田湖温泉)
青森県が誇る景勝地・十和田湖にあるハイクラスな宿。
その理由は現代人が滅多に体験できない圧倒されるほど豊かな自然の中で過ごす時間があるから。
人気の星野リゾートが手掛ける上質な温泉宿で、奥入瀬渓流の真っ只中にあるというのですから、まさにお宿の周囲は自然が描き出す絶景のアートの中に建っていると言えるでしょう。
ロビーにはあの岡本太郎が作った巨大な暖炉「森の神話」が鎮座し、訪れた人を一気に非日常の世界へと引きずり込んでしまいます。
木のぬくもりが心地よいアートな空間となったロビーでは、ここでしか味わえないスイーツが好評です。
渓流を望む客室は、絶景という言葉以外に表現できない見事な景色が見え、屋根のない露天風呂のすぐそばには奥入瀬渓流が流れ、せせらぎの音が心地よく耳に響きます。
渓流沿いに設けられたテラスで、奥入瀬渓流を間近に感じながら朝食をとるという、贅沢な朝も体験できます。
期間限定で開催されるため、テラス席での朝食がいただけるときにぜひとも訪れたいお宿です。
じゃらん
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5.羽州路の宿 あいのり(相乗温泉)
炭酸ガスを含む天然温泉は空気に触れた瞬間に色が変わりだす。
弾ける泡の感触も心地いい。
思いがけない名湯に心が癒やされていく。
相乗温泉は天然温泉100%で、こちらのお宿ではかけ流しのお湯を内湯と男女それぞれ2つの露天風呂で楽しむことができます。
炭酸ガスが含まれているため、弾ける泡の感触がなんとも言えず心地よく、病みつきになりそうな気持ちよさです。
露天風呂では透明なお湯が空気に触れた二酸化炭素が赤褐色の湯に変えてしまうところも、異なる色のお湯を楽しめるとして、宿泊客はもちろん地元の人達にも人気の温泉となっています。
館内にはレトロな雰囲気漂うモダンな吹き抜けの廊下があり、まるで異国に来たかのような気分を味わうことができるため、ぜひとものんびりと歩いてみたい空間です。
客室に露天風呂がついた部屋もあり、風情ある庭と木のぬくもりが心地よい湯船で、天然温泉を存分に堪能できるところも、おすすめの温泉旅館となっています。
じゃらん
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6.星野リゾート 界 津軽(大鰐温泉)
リニューアルしたばかりのリゾートな空間で堪能する温泉という贅沢。
モダンな中にも津軽の伝統文化を感じる宿での宿泊は青森を実感するひととき。
2019年春にリニューアルしたばかりの上質なお宿で、古くから湯治場として親しまれてきた大鰐温泉に誕生した、津軽の伝統的な建物の雰囲気を醸し出しつつも、モダンな印象が素敵な上質なお宿です。
大浴場には、何と樹齢2000年を超える古代檜を贅沢に使って作った広々とした湯船が圧巻です。
さらに、湯船に身を沈めると、広くとったガラス窓の向こうには巨岩と緑が織りなす自然のアートが楽しめ、ついつい長湯してしまうことウケアイです。
また、毎晩21時からは津軽の名物とも言える津軽三味線の迫力ある生演奏を楽しめることから、津軽に来たという気分をより実感させてくれることでしょう。
客室の廊下は、津軽の伝統工芸として有名な津軽こぎん刺しの模様をアレンジした素敵な照明が幻想的な雰囲気を醸し出していることから、館内を歩くだけでも心がワクワクしてくる素敵なお宿となっています。
じゃらん
7.星と森のロマントピア(ロマントピア温泉)
津軽の自然の中にある隠れた名湯にはたった一軒だけの温泉宿がある。
これこそ温泉の名に感じるロマンかもしれない。
聞きなれないロマントピアという名の温泉ですが、毎分360リットルという豊富な湯量で湧き出しており、弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム塩化物泉です。
切り傷や慢性皮膚病に効能があるとされており、津軽の隠れた秘湯とも言われています。
そんなロマントピア温泉にあるただ一軒のお宿で、弘前市にある自然を楽しむリゾート・星と森のロマントピアの中にあるお宿なのが特徴です。
星が降ってきそうな天文台やプールなどのアクティビティが一年を通して楽しめ、晴れた日には露天風呂から美しい津軽富士や岩木山を眺めることができます。
落ち着いた雰囲気の和室をはじめ、ベッド派にうれしいツインルームやコテージなど、さまざまなタイプのお部屋を選べることから、家族で訪れるにも最適な自然を体中で感じることができるおすすめのお宿です。
じゃらん
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まとめ 青森県は名湯の宝庫
青森県内にある湯処は、7つの旅館を選び出してもまだ足りないくらいの数があることから、それぞれの温泉街にはもっとたくさんの素敵な旅館があります。
日本最北端の地でお湯を楽しんだり、観光スポットがたくさんあるところをアクティブに回ったりしたら、宿泊は温泉でのんびりすることもでき、さまざまな楽しみ方ができるところです。